ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

東京駅の夜~駅舎の復原と石巻の瓦

東京に5~6年前から毎年のように来るようになったのは遊びが目的ではなく、横浜の姪っ子が生まれて、その子の成長を写真に留めるために毎年横浜に行くようになり、ついでに東京も回遊しているのであります。一眼レフを買った理由がそもそも姪っ子を撮るためでした。

その5~6年もの間、ずっと工事中だったのがこの東京駅です。
下の写真は4年前の東京駅赤レンガ駅舎のようす。

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(2009/07/24)

関東大震災にも耐えた東京駅舎でしたが、戦時中の空襲の損傷は免れず、戦後も応急的な修復をしたのみでそのまま60年が経過して今回の本格的な復原に至ったわけです。
耐震も考慮しないといけないので、結構な難工事だったんでしょうなぁ。

また工事前から駅の屋根に使われていたスレートと呼ばれる瓦は宮城県産のものだったのですが、今回の復原にも同じく宮城のものが使われることに。
スレートの名産地である石巻市雄勝町で出荷前のものを保管していたところ、先の震災の津波で業者さんたちの倉庫は壊滅。数万枚の瓦が流されたものの、それらを拾い集めて泥を洗い流し、使用可能なものは今回の工事で使われております。

※複数の業者さんが絡んでいるので正確な数字はよくわかりませんが、幸いにも保管していた瓦の大半は使用可能だったようです。

バスに乗る時間が迫ってたのであまり撮影してませんが、とりあえず現在の東京駅の様子を。夜の撮影にも関わらずライトアップはされてませんがw
※知らなかったのですが、ライトアップは21時までらしいです。私が駅に着いたのは22時前w

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雨でレンズも濡れてしまってますがご容赦をw

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続いて内部の様子です。

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(2013/10/19 22:13)
いやぁ、ホンマ日本を代表する駅に相応しい立派な駅舎でございました。

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高速バス乗り場は赤レンガ駅舎と反対側の八重洲口なんで残念ながらバスの出発時間ギリギリまで撮影というわけにはいかず、移動時間を逆算しての撤退でございました。

今回の首都圏撮影、これでおわり。また来年!