ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

女優・坂口良子の死去と「池中玄太80キロ」

今朝の坂口良子死去のニュースはビックリしました。未だ57歳という若さです。最近は親子でバラエティのほうで活躍されていたのに残念です。

彼女の代表作として報道では池中玄太80キロがピックアップされてましたが、ワタシも結局、女優としての坂口良子はこのドラマしか印象ありません。ホンマこのドラマの坂口良子はかわいくて、しかも明るくて、ドラマを観ていた当時小学生のワタシはマジで玄太が羨ましかったくらいですww

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時事通信より                                   

そこでネット上で転がってる「池中玄太80キロ」を本日改めて観てました。

このドラマの俳優陣は、池中玄太役の西田敏行をはじめ、藤谷美和子三浦洋一杉田かおる松村和子丹阿弥谷津子宇野重吉・・とそうそうたる顔ぶれでどなたの演技も抜群なんですが、なんといってもこのドラマの見どころはカメラマンの玄太(西田)と編集長の楠公さん(長門裕之)との絡みです。
西田敏行といえば「釣りバカ日誌」のすーさんや課長との絡みが有名ですが、しかしながらまぁなんといっても一番は「池中~」での長門裕之との丁々発止だとワタシは思います。
今日何十年ぶりかに観ましたが、今観てもやはりこの絡みは凄いです。この凄さを小学生当時に気づいていたワタシも凄いですww

ドラマの大まかなあらすじをいうと、カメラマンの池中玄太は3人の子連れの女性(丘みつ子)と結婚するも、その女性は早々に亡くなってしまいます。3人娘(長女が杉田かおる、演技は相変わらずいい)と玄太との生活がはじまるわけですが、娘たちは当初は血のつながりのない下品で見てくれの悪い玄太に反発するも、その玄太の愛情の深さに徐々に心を開いて行くという内容。

このドラマからは阿久悠作詞の「もしもピアノが弾けたなら」(歌:西田敏行)と「鳥の詩」(歌:杉田かおる)というヒット曲が生まれたのはご存知の方も多いはず。

玄太は特に鳥が好きで鳥の撮影を得意としてるんですが、今日改めて見ると使ってるカメラはキヤノンでした。ドラマの協力としてキヤノンもクレジットされてるようです。

いくつかの話を先ほどから観ていますが、一本だけチョイスします。
特別この回が面白いということもないのですが、このドラマの素晴らしいう要素が全部出てる回かと。
ドラマを知ってる方も知らない方もご覧あれ。

(1981年8月1日放送)