ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

東北関東大震災~今、我々ができること

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写真はとあるデトロイトのショッピングモールで。
当然、米国のニュースも今回の震災を終日報道している。

昨日は前々からカジノに行く予定だったんですが、さすがにそういう気分にはなれない。びわこ競輪も60年の歴史に終止符を打つレースが行われる予定だったらしいが、途中で大会を取りやめ、寂しい閉幕となったらしい。

地震大国である日本はこれまであらゆる構造物の耐震性をあげてきて、インフラも整備してきたが、それをもってしても戦後最大規模の今回の地震を見た時、何か効果があったのか?と思わされてしまうほど悲惨な事態となってしまい残念極まりない。

5分ほどのとんでもない長い揺れの後に海岸から砂煙をあげて押し寄せてくる津波、その津波のせいであちこちの地区の道やライフラインが寸断・孤立化し、福島の原発もまだ最悪の事態が発生することが拭い切れていない。
東電では計画停電を実施するとのことで、とんでもない広大な地域で大きなダメージを与え、ごく限られた地域内の被害だった阪神大震災より更なる試練は免れない。

Googleが公開した下記の写真を観ていただきたい。震災前と震災後を対比した衛星写真です。

http://picasaweb.google.com/m/viewer#album/118079222830783600944/5583300791376171137

緑豊かな地方の綺麗な町並みや田園がが茶色一色に変わり果てた写真を観ると本当に悲しい。

東北に縁のない方もいるだろうし、ボランティアにいけない方も大半のはず。
そんな我々が今できることは何か?
毛布や食料を送ることか?
それは絶対辞めて頂きたい。ボロ古着やわけのわからん古書などゴミ同然のものが大量に送られてきて、その仕分けに膨大な時間と作業量を強いられた阪神大震災だ。食料も賞味期限などチェックしなければならず、そう簡単に被災者に配るわけにもいかない。
送ってる側はそれでいい気分になってるんだろが、被災地ではいい迷惑であることを認識すべきだ。
では何が有難いのか。

要は現金だ。
現金ほど被災者や自治体にとって有難いものはない。まず嵩張らないし、仕分けのボランティアも必要なく、欲しているものを購入できる。
それ以外のものは送ってはいけない旨をマスコミはもっと大きく展開すべきである。

我々日本人の強みはその実直な民族性だ。
阪神大震災でも救援物質の配給のときは順序よく順番に並び、もぬけの殻の商店街で略奪強奪が行われることも殆どなかった。
今も各地の孤立化や原発など未曾有の事態が続いてるが日本人はこの不幸を絶対乗り切れると信じている。

そして、再度繰り返すがテレビを観る以外何もできない貴方は取り敢えず、近いうちに現金を宮城へ送ろう。