ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

小説「阪急電車」映画化

小説で「阪急電車」というものがあったこと自体、知らんかったのですが、24万部も売れたベストセラーみたいです。(著者は有川浩という女性作家)
これが映画化になったってことがこっちでは結構報道されております。中谷美紀が主演らしい。
 
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私鉄で国内最大のターミナル駅「阪急梅田」の1番ホーム
 
阪急電車といえば、「宝塚線」や「京都線」、「神戸線」の3つがメインの路線なんですが、この小説(映画)の舞台はちょっとローカルな「今津線」らしい。
 
映画ではカレシを後輩にとられたアラサーOL役を中谷美紀、えらそうに調子乗ってるカレシに振り回されてうんざりしている女子大生役を戸田恵梨香が演じる。
わずか数駅しかない今津線に乗りあわるそれぞれの乗客・・・登場人物にそれぞれの人生があるわけだが、それがストーリーの中でなんかしらんけど一本に繋がっていくような内容とのこと。
 
映画ではタカラジェンヌが「カメオ出演」したり、宝塚音楽学校の生徒なんかもチラッとでるような話もある。
映画制作の東宝が「阪急阪神東宝グループ」なんで、ロケに関しては電車を貸しきりにするなど全面的に阪急電車側が強力するようです。
 
 
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今津線は上の画像の赤い路線になるわけですが、一番北が宝塚で、一番南が今津駅になります。
途中、神戸線(茶色の左右に走ってる線)の西宮北口駅で路線が交差しているため、1回ここで降りて駅内の高架を渡って乗り換えなければなりません。1本でスッといける路線ではないんですな。
 
・・が、昔ワシが幼少だったころは今津線は乗換えなどない完全な1本の路線でした。
といいますのも、神戸線の線路と十字で交差してたんですわ!!
立体で交差してるんとちゃいまっせ!!平面的に完全に交差してたんです!!
都会の営業路線で線路が直角に交差していることもまぁ殆どないでしょうけど(田舎でもねぇか!)、さすがにダイヤの関係や安全性を考慮してこの交差を昭和末期にやめて、西宮北口駅で南北に分断しました。
 
ワシが電車の中でも相当かっこいいと思っている阪急電車、とくに「阪急マルーン」と呼ばれている(?・ワシは聞いた事ないけど)この独特の車体の色が有名ですが、改めてこの電車が注目を集めると個人的には嬉しいですな!
 
ロケは今年末くらいからみたいで、まぁ首都圏と違って映画やドラマのロケなんてのがあんまない大阪近辺としてはちょっとその風景を覗いてみたいもんです。
 
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ワシが一番好きだった今は亡き6300系。(今年3月で引退)