ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

「エコ」に騙されるな(1)

公共の交通機関しか使わないため、自称「エコ人間」のワタシ。
まぁ「自家用車」ほど「反エコ」なものはないわけでこれはエコを推進しているかしていないかを決定付ける大きな分かれ目でしょう。
あんなでかい鉄の固まりを一家族のみ・・どころか個人一人だけを乗せてわざわざ電車が走ってる横を走らせるなど、冷静に考えると「とんでもないバチあたり行為w」であり、全く資源の無駄遣い。常軌を逸してます。

最近の若者の車離れは顕著で、それは都心に住むものだけではなく、地方に若者ですら進んでいるらしく、「車自体になんの魅力も感じない」「そもそもそんなもの買う金も維持費もない」などいろんな理由があるだろうが、全くいい流れ。メーカーが傾いたり、法人税が激減したりするだろうが、時代はそういう流れなんだから仕方がない。
HVとかEVとかそんなレベルではなく、もう皆プライベートはチャリにしときなさいって話w


冗談はさておき、結果的にエコ人間になってしまっているワタシですが、もちろん「エコのため」に車に乗ってないわけでもなんでもない。

そもそも車にまつわる「エコ」も胡散臭いものだらけ。
大切に車を使って長年愛用すると、税金が上がるなんてシステムも全く理不尽。
燃費は悪いかしらんが、あんなもんをスクラップしたり新たに作ったりするエネルギーをどう捉えてるんだかさっぱりわからん。

自民党政権時代末期から始まった週末の高速1000円。
暫定税率を失効させない理由に「エコ」を掲げたアホの自民党は全く整合性のないこの「マイカー推進」政策を取り入れ、公共交通機関を担う貴重なフェリー会社が軒並み倒産。
近い将来に起こるであろう地震など天災によって道路が寸断されたときには既にフェリーによる移動や物資の輸送は望めそうにない。

んで、国連でとんでもないCO2削減率をかっこつけて独断で勝手に宣言しておきながら、高速無料化とかアホの自民より更にアホなことをぬかしとる民主党など救いようもない。(その適用範囲はだいぶ限られたものになりそうだが)

まぁなんせ「エコ」を掲げているヤツほど、ホンマ胡散臭いのだ。
内容が間違いだらけの「不都合の真実」という胡散臭い本を書いたゴアという元アメリカ副大統領。
大げさにCO2による温暖化に警鐘を鳴らし、ノーベル平和賞まで手に入れた。

・・が、その後、ゴア家の電気代が月平均1359ドル、ガス代などの光熱費を含めると年間日本円にして360万も消費していることが判明した。

ワタシが絶賛したマイケル・ジャクソンの「This Is It」。
ホンマ素晴らしい映画なんだが、彼が昔に唱えていた「Save The Children」は共感できても、この映画で唱える「自然保護・地球環境」となるとちょっと首を傾げたくなる。

基本的に浪費するってことはエネルギーを使うってことに大きく繋がるわけで、環境にとっては通常マイナス。ホンマにエコを貫こうとすると、ゴアのおっさんみたいにクーラーだ暖房だ明かりだと使うのは論外であり、どうしても質素な生活を求められることになるのだ。

死去するまでその浪費癖は治らなかったといわれるMJに「地球環境」がどうのこうのという資格があるのか首を傾げたくもなる。


さて、ここからが本題。(どんだけ前置き長いねん!)
これら胡散臭い「エコ」活動家たちが指標とするのが

IPCCではじきだされる数字

であるのは言うまでもない。

※「IPCC」をご存じないエコの話題と無縁の方は勝手にぐぐっててください

んで、ここで浮上したのが

2035年までにヒマラヤの氷河が消滅するというIPCCの報告書が全くのデタラメだった

という報道ですわ。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20100217-OYT1T01289.htm

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年平均気温の長期変化傾向(1901~2005年) IPCC発表

つづく