ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

Michael Jackson In "THIS IS IT"(1)

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前日の失敗でもちろんめげるはずもなく、朝にネットで予約して観にいきました。
殆ど映画に行かないんで、ネットで席が予約できることも知りませんでしたわ。

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(↑携帯で撮影)
今度は映画館を別にした。1年前にオープンし京阪神でめちゃ話題になった大型ショッピングモール「西宮ガーデンズ」のシネコンですわ。近所にも関わらずここに来たのは実は初めて。
上映最終日なんで、22時からの上映開始でも当然完売状態でした。朝、ネットで買うときも席は殆ど残っておらず、前から2番目の列でしたw


前置きはさておき、大してマイケル・ジャクソンの曲を知らん人らでも「めちゃよかった」って声が多かったくらいの映画なんで、それなりにMJのことを知ってる人にとってはこれは間違いなく満足できる内容だったんじゃないでしょうか?
ワタシ自身は「単なるリハを撮ったビデオでしょ?」ってことで当初全く興味もなかったんですが、周りの反応が異常なんで急遽バタバタでこのような事態になってしまうハメに。しかし、ホンマこれは「単なるリハ」では片付けられませんわ。では、以下、感想を。

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もともと、ワタクシ個人的に「作り物」である映画やドラマそのものにあんま興味がないんで、自らの意思で映画館に足を運んだのも世界で最高記録の興行収入を叩き出した「タイタニック」以来(←めちゃミーハーw)。
そういうワタシからすると、ドキュメントともいえるこの映画、今まで見に行った数少ない映画の中でも個人的には最高傑作に近い。当然、MJ本人の死の直前の撮影という背景が余計に感情移入してしまうのは避けようがない。
それがゆえに「最高」と思えてしまうほどの出来であり、この映画について全くケチをつける点は見当たらなかった。

ヘッドフォンや家のステレオなんかで聴くサウンドと映画館の大音量で聴くサウンドではやはり雲泥の違い。ベースの利いた音やドラムを聴くと、こちらも体が自然に動いてしまう。
これらの「生」ともいえるのサウンドはレコーディングで作り上げたものとは又ひと味違い、リハーサル風景とはいえ、その緊張感が映像からも伝わってくるので見ているこっちも更に興奮してくる。

この映画を見て感動したある「にわかMJファン」が私にMJの音源を求めてきたが、私の場合、逆にあの映画を見た後ではCDの音ではちょっと物足りなくなってしまったくらいだ。

マイケルの名声ゆえに集まった一流ミュージシャンの音も素晴らしいが、なんといってもすごいのがMJ本人だろう。
死後にすぐに一部公開されたMJのこのリハーサルの映像には世間も私もビックリさせられたが、この映画ではさらにその未だ衰えてなかったパフォーマンスにビックリさせられる。
「50」という歳と、ステージでは10年以上のブランク、更に精神的に疾患を患い、今回のコンサートでも興行主が難色を示す中「専属の医者が必要」という条件を絶対譲らなかったというMJ。
これら悪条件の中にこれだけのパフォーマンスができるってのはホンマ信じられない。


長くなるので一旦保存する・つづく↓
http://blogs.yahoo.co.jp/zeppelin_2/60046300.html