脱線事故マンション補償問題：１世帯、JR西と交渉まとまる

今朝、NHKのローカルニュースで流れた。
１世帯、JR西日本との補償交渉で、既にJR側にマンションを売り払い、文書も交わしたことが
判明したとのこと。
JR西は買値以上補償しないという考えを変えていないので、恐らくその値でまとまった模様。

買値以上払わないとJR西側から提示されたことに憤慨して、交渉の場を途中退席したマンション住民側。
マスコミでは当然批判はないが、このヤフーにしろなんにしろ、各脱線事故関連のブログを
みてもらったらわかるが、マンション住民の態度に対して、批判の声が非常に多い。

僕も直接マンション住民の方の生の声を現場にて聞いたこともあるが、改めて言うまでもなく
住民の方の心労などは察して余りあるものであろうし、本当にお気の毒なのだが、
これは悲しいかな不幸な「事故」である。恐れずして言えば、「多少の損は免れない」と言っても
いいのではないか？？
ブログでの反応をみると、「儲け」を意識しているのではないかと勘ぐるような意見もあるほど。
ホントかうそか寿司代をJR西にたかったとする噂すらこのブログにコメントしてくる方が
いるような始末。
まさか儲けようなどと思っているとは僕は言わないが、「買値価格」で退席するというのはあまりに
お粗末な態度といわざるを得ない。憤慨するような提示では少なくともない。

今回、１世帯がまとまったことで流れが変わる可能性も高い。
他の住民との連帯を無視して、先頭を切って和解したその世帯の決断は相当なものだったと思う。
残り四十数世帯がこれからどのような動きを見せるか注目したい。