・・・・わけがない。

柳沢大嫌いのフカ氏から擁護派のワタクシにお知らせが。

柳沢伯夫厚生労働相は１９日午前の衆院予算委員会で、工場労働を「労働時間だけが売り物」とした労働法制に関する自らの発言について、撤回と議事録からの削除を検討する考えを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070219-00000028-san-pol

製造業とかで働いたことのないヤツからこういうバカ発言をよく耳にする。
前職の上司もよくワシ等に向かって打ち合わせで言っていた。
「この仕事はベルトコンベアーで単調な作業してるようなのとちゃうんやで。もっと頭つかわな」
ってなかんじだ。

「こんな単調な作業の羅列のデスクワークなんかより、工場で働いたほうがアタマ使うわ。クズ」
・・と内心思っていたもんだ。

製造業での、例えばベルトコンベアーを使うような工場での生産を上げようとする努力、これは当然ながらそれぞれの現場からの声があってのことで、僕が実際働いたことのある工場では、生産性向上のために資料を作成して工場で働く他の同僚たちを前にプレゼンをするなどの場があった。

デスクワークしてる奴等なんてのは、別にPC向かってるからって大して難しい作業なんかしてるわけでもなく、殆どがつまらん単調な作業とチェックに明け暮れてるだけ。
金や数量の数字を追ってるやつもプログラミングしてるやつもCADやってるやつも似たようなもんだ。

しかもPC向かっての仕事ってのはサボってるやつがあちこちにいるわけで、ネットサーフィンだゲームだ、それなりの時間がくるまで合間みて遊んでる始末。タチの悪い奴になると、激しいネットトレーディングなんかしてる状態だ（ワシのこと）。
「労働時間を売り物にしてる」のを工場で働くもの限定にすること自体に偏見があるように思える。

柳沢のおっさんはまたもや「全体を見ればわかる」と弁解しており、まだ見てない状態で判断できるか微妙だが、正直、もうこのおっさんの発言の正当性とかどうでもいい。

皆さん、この柳沢というジジィ、「産む機械」発言から今回で何度目の失言かご存知ですか？
4度目ですわ、4度目｡

1～2度目までこのブログにて擁護してきたので、それは割愛。
3度目は以下。

産婦人科医が減っているのは出生数の減少で医療ニーズが低減した反映――。７日の衆院予算委員会での柳沢厚生労働相の発言が、産科医の反発を呼んでいる。
http://www.asahi.com/life/update/0216/015.html?ref=rss

既にこの時点で擁護派の最たるにいたワシも「あれ？？」。
んで今回ので4度目。

巨大掲示板では意見は割れとるが、この短期間でフェミニストや一部女性、産婦人科医、ブルーワーカーなど各方面に反発や誤解を招く発言の連続。
さすがに擁護する気はこれっぽっちもない。