ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

これだけは食べてはいけない

大阪ローカル番組の「そこまで言って委員会」で先週、あるあるやらせ事件の関連で、NPO法人の食の専門家だかなんだかをスタジオに呼んで色々聞いてた。

「体によい食べものって何ですか?」の質問には答えるのを避けていたその専門家だったが(何でも一長一短があるってことですな)、「これは食べたらあかんってのは??」の質問には即答していた。

それは輸入の柑橘類です。


その専門家がひとつの例を出していた。
夏の暑い炎天下、とある墓に柑橘類のお供えを誰かがしていた。
一週間後、またそのお墓をみると、その果物はピカピカに光ったままその場にあった。
・・・カラスはもちろん、虫も、菌すら寄り付かん代物ってことを意味する。

ご存知の方も多いでしょうが、ポストハーベスト農薬・・つまり収穫後の農産物に大量に吹き付けられている農薬が原因。

この話を聞くと真っ先に思い出すのがまたまたアニメで見た「美味しんぼ」。


昼休みのジョギング後にレモンを皮ごとかじりしている女性同僚たちをみて、主人公の山岡は意地悪を言う。

「こんな車の排気ガスだらけの空気の悪い所で走るのが身体にいいと真剣に思ってるの?」
「そ、そ、それは・・」
「さらにそのレモンだ。それはアメリカから輸入したレモンだろう」
「それがどうしたって言うのよ」
アメリカから輸入したレモンは、船で運んでくる間にカビが生えるのを防ぐために全て
 OPPという 防カビ剤が塗ってある。OPPは発ガン性が強いため、
 日本国内で使用を禁止されていたのを、アメリカの圧力に負けて昭和52年に許可したんだ」
「ええっ。どうして??」
「日本はアメリカからの貿易摩擦を軽減するために、アメリカの果物を輸入することにしたんだよ。
 日本政府は自動車や電気機械で儲けるために、国民の健康を犠牲にしているんだ。
 どうだい。泣かせる話じゃないか」
「ひどい。ひどいわ」
アメリカから輸入した柑橘類には、OPPのほかにTBZという薬も防カビ剤、防腐剤として
 使われている。このTBZも発ガン性が指摘されている」
「じゃあ、紅茶にレモンを入れるのも危ないな」
「安全のことを考えている人は、とっくに輸入レモンやオレンジやグレープフルーツを
 食べないようにしているぜ。最近は国産のレモンやオレンジを買う人が増えているんだ」
「あーあ。私たち何をしていたんだろう」
参照:http://www.asahi-net.or.jp/~AN4S-OKD/private/bun/man0091401.htm

・・ま、文章におこしたら、この主人公、めちゃ嫌なヤツだけど。


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美味しんぼでは何かと食材説明で「国産レモン」を強調。