ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

[新型コロナ」「中国寄り?」これまでのテドロスWHO事務局長の会見と世界の動向

トランプ大統領が「中国寄り」とするWHOへの資金拠出を停止することを決定。それについてはマスコミなどで批判もあるようですが、米国だけでこの2年間で600億円ちかいカネを出しているにも関わらず、コロナ封じ込めの何の役にもたっていないので理解もできるってもの。わざと拡散させているのか??とすら思えるといえばさすがに言い過ぎか。

 

時差出勤で時間を持て余す今朝、テドロス氏の会見での発言を中心にまとめて見ました。赤文字がそれにあたります。(WHOの発表含む)

 

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▶1月5日

 ・武漢市衛生健康委員会が2019年12月12~29日の間に59人の原因不明のウイルス感染者がいることを発表

 

▶1月14日 

 ・WHOが中国の湖北省武漢市で発生しているウイルス性肺炎について、新型のコロナウイルスが検出されたと認定。

 

▶1月16日

 ・日本国内で初の感染者。武漢から帰国の30代中国人男性。

 

▶1月23日

 ・テドロスWHO事務局長「緊急事態を宣言しません。中国では緊急事態だが、世界的には緊急事態ではない」

 

▶1月25日

 ・台湾の衛生福利部が中国大陸からの入国と入国許可申請の受け付け停止

 ・中国政府は国民の海外団体旅行を禁止

 

▶1月29日 

 ・テドロスWHO事務局長が中国入りし、習近平主席と会談

 テドロス氏「(習近平は)稀有な指導力がある」「中国を視察中、あらゆるレベルでの中国政府の関与のレベルに非常に感銘を受けた。政府から武漢湖北省に多大な支援が注がれ、非常に組織化された緊急管理を備えている」

 

▶1月30日

 ・テドロスWHO事務局長「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」「中国政府は感染拡大阻止に並外れた措置を取った」「我々は国際的な貿易と渡航の制限を勧めない」

 

▶1月31日

 ・米、中国渡航外国人の入国禁止発表

 

▶2月1日

 ・日本、中国湖北省との渡航制限

 

2月3日

 ・テドロスWHO事務局長が各国の中国渡航禁止措置に対し、改めて「中国への渡航や貿易を制限する必要はない」

 

▶2月5日

 ・クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を検疫した結果、10人において新型コロナウイルスの陽性を確認

 

▶2月6日

 ・テドロスWHO事務局長「武漢市および湖北省の人々は、ウイルスに対抗する過程において多くの犠牲を払ってきた。私は彼らに感謝する。彼らの行為は自身(国家)の人民だけでなく、世界の他の場所も守るものなのだ」

 

▶2月10日
 ・トランプ米大統領「ウイルスの感染拡大は一般的に4月には収束するだろう。普通、熱気がこのような種類のウイルスを殺す」


▶2月12日

 ・テドロスWHO事務局長が「中国に配慮しているのか」との記者の質問に対し「ほとんど全ての加盟国が褒めている。中国のしたことを私が認めて何がおかしいのか」

 

▶2月24日 

 ・テドロスWHO事務局長が感染が韓国やイラン、イタリアなどで広がっていることについて「突然増えていることは非常に懸念されるが、制御不能状態で世界中に広がっている訳ではない」 「パンデミック(世界的大流行)という言葉を使うのは事実に即していない」

 

2月25日

 ・米国疾病管理予防センター(CDC)「米国内では感染拡大の恐れがないとはもはや言えない状況だが、問題はいつ起きるかだ」

 

▶2月26日

 ・トランプ米大統領「われわれの取り組みが奏功し、米国民へのリスクは依然非常に低い」

 ・このときまでの米国内の新型コロナウイルス感染者が累計で59人

 

▶2月27日

 テドロスWHO事務局長「パンデミックになる可能性もある」

 ・安倍首相、全小中高校に臨時休校要請

 

▶3月1日

 ・クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員全員が下船。この時、死亡した乗船者7名(3月末時点で10名)

 

▶3月2日

 ・WHOが新型コロナウイルスの感染が広がっている日本を「最も懸念される国」

 

▶3月5日

 ・日本が中国・韓国からの入国制限発表

 

▶3月9日

 ・テドロスWHO事務局長「パンデミックの脅威が非常に現実味を帯びてきた」 「依然として制御は可能だ」

  ・イタリア首相、新型コロナウイルス拡大を防ぐため、事実上の封鎖にあたる移動制限措置をイタリア全土に拡大すると発表

 

▶3月11日

 ・テドロスWHO事務局長「パンデミックとみなせる」「このパンデミックは制御可能だ。中国や韓国では新規の感染を急速に減らすことができている。全ての国が感染拡大の規模を変えることができ、各国の意志にかかっている」

 ・米国内で新型コロナウイルス感染者が1000人超え

 ・トランプ米大統領、英国除く欧州からの入国禁止を発表(数日後に英国も対象に追加)

 

▶3月12日

 ・中国衛生当局「中国は感染のピークを越えた」

 

▶3月13日

 ・テドロスWHO事務局長「安倍首相自ら先頭に立った、政府一丸となった取り組み」

 

▶3月14日

 ・トランプ米大統領、新型コロナで非常事態宣言

 

▶3月19日

 ・米、海外の全渡航禁止を勧告。

 ・中国国家衛生健康委員会、中国国内で発生した新規感染例はゼロと発表

 ・イタリア政府は新型コロナによる死者が世界最多3405人に上ったと発表(この時までの中国政府発表による国内の死者数は3245人)

 

▶3月20日

 ・米ニューヨーク州だけで感染者7000人超え。NY州が全労働者に自宅待機を義務づける命令措置

 

▶3月24日

 ・新型コロナにより東京五輪の延期が決定

 

▶3月25日

 ・テドロスWHO事務局長「感染を食い止め、より多くの命を救えるように、これらのすべての国は『都市の封鎖』の措置をウイルスを打ち負かす機会として利用すべきだ」

 

▶3月28日

 ・米国内の感染者10万人突破

 

▶4月7日

 ・安倍首相が7都府県対象に緊急事態宣言 

 

▶4月8日

 ・テドロスWHO事務局長「台湾から人種差別的な中傷を受けた」

 

▶4月11日

 ・米国内の新型コロナウイルス感染による死者数がイタリアを上回って世界最多2万人超え

 

▶4月15日

 ・トランプ米大統領新型コロナウイルスが中国湖北省武漢にあるウイルス研究所から流出したものかどうかを米政府が調査中だと表明

 

▶4月16日

 ・安倍首相、緊急事態宣言の対象を全国に拡大することを表明