［新型コロナウイルス］米シンクタンク「日本の死者数は最悪57万人」

インフルエンザに比べて致死率が10倍とも言われる新型コロナウイルスですが、残念ながらプリンセス・クルーズ号の乗船者のようすからするとその数字は全くのデタラメではないと思われます。クルーズ号の場合は約700人の感染者に対し死者は7人、つまり致死率1％ですが、これはまさしくインフルの10倍の数字です。

ただし、乗船者に高齢者が多いと思われるので世間一般にあてはめると更に致死率は下がるとは思われますが。

米シンクタンクのブルッキングス研究所というところが3月2日、｢COVID-19が世界のマクロ経済に及ぼす影響：7つのシナリオ｣という報告書を発表したらしいんですが、それが日本の今後のシナリオについても予測していおります。

日本：最善のシナリオ13万人、最悪のシナリオ57万人

中国：最善280万人、最悪1260万人

アメリカ：最善24万人、最悪106万人

世界合計：最善1518万人、最悪6834万人

最善でも死者数は日本13万人、世界1500万人。GDP損失は2.3兆ドル。米シンクタンク試算 | Business Insider Japan

最悪のシナリオである57万人というのはちょうど鳥取県の人口と同じ数字です。

ちなみに米国の場合ですと、インフルエンザによる死亡者は年間平均で約5万5000人ということで最善でもそれの5倍ということに。

日本の場合はインフルエンザから肺炎などに悪化した場合に死因をインフルとしないらしいので数字はよくわからんのですが、昨シーズンの感染者が1108万人らしいのでそれの0.1％だと1.1万人ほどが死亡しているといったところか。最善でも例年のインフルの10倍ということになります。

これ、ホンマかいな？？