[視聴率]大河ドラマ「麒麟がくる」、初回19.1%で爆発スタート
去年の大河の全話平均視聴率が史上初の一桁だったんで、その「悪い流れを受けて新しい大河の視聴率も悪い可能性」なんてな変な記事が始まる前にはありましたが、んなわけありません。
あんだけ「沢尻エリカの薬物」で騒がれて宣伝されたんですから注目度抜群、しかも撮り直し撮影により2週間遅れでスタートなど焦らしのオマケまでw
私も大河をちゃんと見たのは数十年ぶりですわw
沢尻エリカの件もありますが、やはり「明智光秀」というのがその名はあまりに有名であるものの、生い立ちとかよく分からん武将ゆえに興味があるということもあるでしょう。
歴史は勝者が書くものなので反乱で散った光秀に関するまともな資料も乏しいはず。フィクション部分の割合が増えるのは必須で脚本家の裁量次第でどうとでもストーリーは展開できるでしょう。
んで初回の話ですが、それなりに面白かったのですがやはり若干気になったのは話題になっている映像の彩度の問題です。
これ、武士や農民などの衣装がカラフル云々と勘違いしている人がいますが、それは別問題であくまで「映像の彩度」です。
下は私が撮った北海道の写真を編集したものですが、ドラマのロケシーンなどはずっとこんな感じで彩度を上げて編集した映像になってました。
※スマホ閲覧では分かりにくいですがw
写真ソフトでこういう処理が好きなやつもいますが、色が異常でこんなのはキレイな画像でもなんでもありません。「麒麟がくる」でも初っ端は稲穂が垂れる秋の田園風景シーンだったはずなんですが、緑が異様に青々していて「夏にしか見えない」というコメントも実況chでありました。気づく人はドラマが始まって数秒でおかしいことに分かったはずです。
これからこの異様な彩度で続けるのかしりませんが、まぁそんなのは枝葉の話です。
早くも「ポツンと一軒家」や「イッテQ」の視聴率をごぼう抜きした新大河ですが、私もこれら裏番組から離れてこの大河をしばらく視聴してみるつもりです。
それにしても結局は去年から今年の流れを受けて、「大河はやはり戦国時代しか数字が取れない」ことが更に実証されてしまったわけで、再来年以降の大河も他の時代への挑戦が難しいことになったとも言えます。