平成最後に両陛下を追いかけた人たちの伊勢狂騒曲（3）

（2019/04/19　11：28）

賢島駅から歩いて数分のところに架かる賢島大橋です。

両陛下が賢島に来られた際はいつも泊まられている志摩観光ホテルです。

左手に見えるのは賢島駅、右手の道路を少し登ったところに志摩観光ホテルがあります。

既に両陛下が賢島を去ってから1時間以上が過ぎているので殆ど人も見かけないほど静まりかえってました。

駅構内もひっそり。

これより遡ること1時間ほど前の賢島駅。

10時27分、お召し列車が発車。

沿道の人たちが日本の旗を振って見送りましたが、脚立禁止の規制を無視して使用した輩以外は植樹やガードをした別の車両でお召し列車が去る場面は見えなかったでしょう。

皇宮警察、三重県警の白バイ隊も重要な任務を終え、御料車とともに撤退です。

余談ですが、両陛下が先ほどまで乗られていた「皇8ナンバー」のセンチュリー、上の画像ではナンバープレートの菊の御紋がなくなって黒一色となっていますが、回送車としての移動時は御紋が隠されるようです。

ちなみに陛下ご乗車時の御料車。「皇8」のナンバープレートは御紋の上の丸いやつです。

警察関係の車両はあっという間に去っていきました。お疲れ様でした！

私の前で陣取っていたツワモノご婦人のお二人、3日間ずっと両陛下を追っかけてきてお疲れでしょうが、そのまま伊勢神宮に行かれるのだそう。

お召し列車が発車した直後に婦人のひとりはiPhoneを取り出し、何やら電話をかけてました。

「今、陛下の列車が発車したよ」

名古屋駅でお召し列車を待ち構えているであろう同志への連絡でした。