公明党堺市議「真相究明が繋がった」・2億3千万円記載漏れの堺市長辞職

あんまり関西以外の人は知らんでしょうが、堺市長の竹山というのはもともとは橋下人気に乗っかって維新の力で市長になれたオッサンです。

しかし、橋下氏が「都構想」を唱え始めた途端に橋下氏を批判。「都構想」を断然拒否し、その後の二期目の市長選で維新の候補者にも勝利するなどしました。堺市民も大阪に飲み込まれてその存在が消されるかもと懸念したのでしょう。
因みにオッサンが反維新にベクトルを変えた件については都構想が浮上したのがオッサンが市長になってからなので全く問題はないという認識です。

維新にすら負けないこのオッサンは「反維新」の象徴となり、「反維新」の連中にとってはなくてはならない存在になったんでしょうかね。

収支報告書に2億3千万円とかべらぼうな額の記載漏れがあったにも関わらず、維新側が不信任案を提出しても自民・公明の連中はこれを拒否。

しかも、これはあくまでも私の肌感覚ですが、「反維新」のマスコミもこの問題について市長のオッサンや自公議員をあまり叩こうとしないためか若干盛り上がりにかける始末。

さすがに世間の風当たりが強くなってオッサンは辞表願を提出するわけですが、それに関するある公明党市議のツイートです。

この田代優子とかいうオバハン、幼稚園教諭もやってたそうですが、この一連の自分たちの行動を子どもたちに説明できんでしょうか？？

「反維新」「反都構想」は大いに結構でしょう。私自身ももし堺という歴史ある町の存在が薄れるような都構想であるならば疑問符もつきますが、その目的のためにとんでもない犯罪者を黙殺するような行為は犯罪者の片棒担ぎ同然です。

自民や公明（もしくは一部マスコミ連中も？）はこの堺市長に辞められるとその座が勢いのある維新に奪われることを懸念してこの多額の不正記載をウヤムヤにしようとしていたわけで、本当にこういう「自分たちの保身ありき」、または自分たちの目的のためならその手段を選ばない連中は許しがたい。

「反維新」として新たな候補を立てて「都構想」のデメリットを市民に唱えて選挙に勝とうと何故しないのか。

先日の大阪ダブル選では松井氏が自民候補に負けるというデータもあった中、自滅覚悟で選挙に打って出た維新とは全く雲泥の差です。

維新がここまで選挙に強いのはなぜか。

安倍政権が一人勝ちなのと同様、他の政治家、政党が「保身」ばかりのクソしかいないだけの話です。