台風20号上陸、古座川の七川ダムで緊急の放流予告

今、私の地元では避難勧告のアナウンスが街なかを流れております。

どこにスピーカーがあるのか知りませんが、えげつない豪雨のなかでも意外とよく聞こえるもんです。

神戸市では10万人に対して避難指示が先程でたようですがこの夜中の豪雨では対応も難しいでしょう。

神戸空港では時間当りに136ミリを記録、風も40メートルを超えたときがあったようです。

私の周辺地域（神戸・芦屋・西宮・宝塚）でも一時間あたり110ミリの暴風雨となっています。

ベランダのサッシもてっぺんから下まで雨が叩きつけられてる状態、少しベランダに出ただけで全身ずぶ濡れです。

あと1～2時間後の午前3時を過ぎると関西の風雨もだいぶマシになるとの予報ですが、局地的にどうなるかは誰も予測できないので油断は禁物です。

ローカルな話をしますと、私の住んでる宝塚を流れる武庫川はこれだけの豪雨にも関わらず、まだ氾濫の危険性は今のところ低いです。夕方まではカンカン照りやったので累積がまだそれほどでもなかったのが幸いしています。

それと異なり、紀伊半島では20日からずっと雨だったので氾濫の危険がある川がいくつかあります。

熊野川では既に氾濫しているとの情報が今入っていて、流域の新宮市などで浸水被害がでているかもしれません。

古座川もはん濫危険水位に達していてのみならず、間もなく七川ダムで大量の放流をするらしく、古座川の下流地域は大規模な浸水が発生する可能性が高まってます。

紀伊半島は台風が日本海に抜けても暫く降る予報になっているので不安な状態がつづきそうです。

上は古座川の下流地域。

緊急措置としてダムの水を大量に放流するとのことで、なんせ夜中で睡眠中の方もいるでしょうし、しかも今も豪雨ゆえにこれから流域のみなさんが避難などの対応ができるか心配です。

追記：早朝の報道ではダムへの流入量だいぶ減ってきたらしく、緊急放流は回避できる見込みのようです。