滋賀県高島市・大溝の町割り水路と乙女ヶ池
琵琶湖の西側に位置する高島市ですが、全国的にはそれほど知られたところでもないでしょう。関西人ですらどれくらい知ってるかなってとこです。
未だにその水路が保存されているのも素晴らしいですが、当時の上水道(古式水道)は今現在においても使われているそうです。
・・が、琵琶湖周辺でもなかなか有名で見どころの多いところです。
今年の初夏、金沢からの帰りは特急サンダーバードに乗ることを急遽取りやめ、鈍行で大阪まで帰ることに。途中で高島に寄るためです。
13時半に金沢を出て、高島市についたのは17時過ぎでした。
駅のホームからの眺望。建物で見えませんが、向こうには琵琶湖が広がっています。
今回は大溝という地域を散策します。
江戸時代初期からある「町割り水路」です。
当時、町人地に生活と防火のための水路を張り巡らせれたといいます。
しかもこの時に各家に飲水のための上水道も完備されたということで、当時としては全国でも珍しい先端のまちづくりが行われたとのこと。
町道から脇に逸れます。
乙女ヶ池です。
以下、引用です。
内湖・乙女ヶ池は、かつて表の湖(琵琶湖)に対して、ウラウミ、セドウミ(セド=背戸)などと呼ばれていました。
万葉の時代は「香取の海」と呼ばれ、山の麓まで琵琶湖の入り江でした。
(HP「大溝の水辺さんぽ」より)
湖西線の列車も見えます。
さて、実はこれらは近江高島駅前の観光案内板で見て初めて知ったわけで、これらが目的で今回来たわけではありません。
大溝地域での最大の観光スポットへ日が暮れるまでに行かなければなりません。
時間がないので国道の歩道を小走りで移動します。
(18:21)
目的地が見えてきました。
ということで、次は「琵琶湖に浮かぶ鳥居」です。