ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

築地本願寺の朝と「築地」の由来

早朝5時台、勝鬨橋のほうへ散歩しようとホテルを出たところ、メトロ築地駅の出口からでてきた20代と思われる女性がとある門の前まで差し掛かると、門の中のほうへ向いて、すっと手を合わせてしばらく目を閉じお辞儀をすると、そのまま小走りに走り去りました。

その先にあったのはこの建造物です。

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(2016/06/12 05:52)
まだ拝観時間前の築地本願寺です。
手をあわせた彼女はどこか目的地に行くのにこの本願寺の前を通ったのでしょうが、ただ通り過ぎることなくこの門の前で手を合わせるとは、まだまだお若い人でも信心深い方はおられるようです。

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築地本願寺の拝観時間は6時からということで、散歩をしてから再度本願寺へ。

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いやぁ~初めて見ましたが、この本堂、洋風でもありインド風でもあり、不思議なコンクリート製の建築物ですなぁ。
竣工は1934年だそうで戦火を免れたんですな。重文です。

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入り口部分。

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ステンドグラスを使った入り口。

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パイプオルガン!もう殆ど教会みたいですな!

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なんか音響関連の機器がハイテクですなぁw

築地本願寺」ってのは関西在住の私でも有名人の葬式なんかで知っていましたが、よくよく考えると「本願寺」というからには浄土真宗なのか?と最近ちょっと興味が湧いた次第です。
一番最初の写真にあるように門のところには「浄土真宗本願寺派」となっているので、「ウチの西本願寺の派なのか!」とますます親近感が増してきました。

浄土真宗には東本願寺京都市下京区)を総本山とする「大谷派」と西本願寺京都市下京区)を総本山とする「本願寺派」に分かれております。
私は幼少から西本願寺によく拝観しております。

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それにしても、築地本願寺西本願寺みたいに土足厳禁の畳ではなく、御覧のように土足で椅子にかける形になってます。

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屋根なんかは和風で照明はちょっと西本願寺のものと形状が似てます。

築地はもともと浄土真宗門徒が江戸時代に大火で焼失した本堂を再建するため、埋め立て工事をしたのが由来とのこと。(築いた土地=築地)
まさしく、築地本願寺あっての築地なんですな。

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本堂から銀座方面を望む。