原油価格一時30ドル割れ、日経平均は年明け7日目にして反発へ？！

昨日の東京市場は全く予想外の展開。

またも下げから始まり、その後日本時間10時半に開けた中国の上海市場は特にバク上げという感じではないものの落ち着いた値動き。

にも関わらず日経平均はドンドン下げる。

マザーズ指数は一時7％を超える下落で中国だったらサーキットブレーカーが発動されるところですｗ

結局日経平均は479円安で戦後初の年明け6日続落。

昨年末から約10％近い下落です。

昨晩は12年ぶり原油価格が30ドル割れ。

石油や石炭を消費しまくってきたの中国の減速懸念、イランの核問題解決による石油輸出再開の憶測、サウジとイランの関係悪化のためOPECの減産の可能性の後退などなどで原油価格の下落に歯止めがかからない。

ややこしい工法のシェールガスのアメリカなんかは30ドルとかになると利益がないはずなんですが、それでもそれなりの高い生産を維持しているらしい。

サウジの通貨も下がり続けるなど、石油以外の能のない産油国は大打撃。

中東の投資マネーが回収に進み、そのうえ今や世界最大の産油国となったアメリカへの影響も甚大となると、本来なら原油安の恩恵を受けるはずの日本ですが、ガイジン頼みの日本株には負の影響をもたらすという構図。

（とは言え、日本が中国以外の国でひとり負けなのもおかしいですがｗ）

幸い、原油安にも関わらず先ほど引けたダウ平均は続騰。

さすがに東京市場も今日は反発するはずですが・・・