ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

Episode III

イメージ 1

さして、ファンでもないんですが、スター・ウォーズの完結編、公開日に見に行ってきました。

まず、『エピソードI』、これは話の筋としてさしておもしろくもなかったんですが、
映像の革新・・というかCGの飛躍ぶりに度肝を抜かれて、素直にびっくりした映画で、
DVDを見た際のTHXの立体的なサウンドにも驚愕しました。
・・が、『II』は相変わらず話はしょぼい上に、映像のすごさも見慣れてしまって
大しておもしろくもなんともなかったのが僕の感想。

『III』は友人に誘われたんで(しかもおごってくれると!)、まぁおもろないやろうけど
・・とそないに気の進まないまま行ったわけですが・・・
全然期待しないで行ったのでめちゃ楽しめました!

ひとつだけ言いたいのはこれまでスター・ウォーズを見てこられた方は、当然
見にいくべきでしょう。少なくともIやIIよりはおもろいです。
シリーズの完結として、不満のない仕上がりにはなってます。

『II』でのアナキン役の俳優は線が細いんで、あの俳優が僕は気に入らなかったんですが、
ダークサイドに移っていく過程で、彼の顔は変貌(もちろんメイクも含めて)していき、
非常に適役となっていきます。
脚本も殆ど中だるみなし。『II』なんて中だるみだらけでしたからねぇ。
いきなり、アナキンがダークサイドに寝返るので、あれ??ってとこもありますが、
まぁそれはヨシとしましょう。善と思い込んでいることが、私利私欲によってダークサイドに
陥ることもあるとこの映画はいいたいわけですね。(なんかアメリカ合衆国とイメージがかぶるぞ!)

ただ、結局はI~IIIを通じて、斬新なキャラというのは『I』に出てきたダース・モールのみ
だったように思う。Ⅳ~Ⅵの昔のキャラに頼ってただけというかんじ。

見所のひとつは、相変わらずというかいつものことですが、終盤に繰り広げられる
ライト・セイバーでのジェダイvsシスの2つ闘い。これが同時進行で展開。
正直、『I』と『II』はこの『III』のための序章に過ぎなかったとすら思えました。
そして最後の見所、ダース・ベイダー卿誕生のシーンはなかなかのもんでした。
「最後よければすべてヨシ」といったところでしょうか。
パズルでいうとこの最後のピースがはめられた瞬間、この映画は終演します。