はったり「24」と本物「トニー・アルメイダ」
①
最近のバラエティはあんまおもろない（「水曜どうでしょう」除く）と以前書きましたが、
それ故にワンナイ・・・これも殆ど見たことないんですが、その番組内で以前、「24」の
パロディをやってたようです。
このパロディ自体は相変わらずさしておもろないんですが、本物のトニー・アルメイダ（役名）が
出てたようで、このトニーが実際のドラマの中では殆ど笑顔を見せない（・・・っちゅうか、
ドラマの性格からして笑う場面なんてあろうはずもない）んですが、真面目で堅物のイメージの
トニーがワンナイでは結構はじけてまして、アメリカ人もこのVTRを見て、そのユーモラスぶりに
驚いてるようです。
8分を超す長いビデオなので時間のあるときにどうぞ。
●Japanese 24 with Tony Almeida
②
さて本物の「24」、ご存知このドラマはドラマ内の進行時間とドラマを見てる時間が同じという
画期的なリアルタイム・ドラマ・・・つまり、映画では土台無理な企画、ドラマだからこそ
できるアイデアでして、24時間のストーリーを1時間ドラマ24本で描いとります。
今や「シーズンⅣ」までやってるんで、既に世界的に有名ですが、見たことがない方も
当然いらっしゃるはずなんで、4シリーズのなか、やはり一番名作と名高い「シーズンI」の
簡単な説明を。
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合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス、大統領予備選挙当日深夜、合衆国連邦機関CTU
（テロ対策ユニット）のLA支局チーフ、ジャック・バウアーに緊急呼び出しがかかる。
それは「合衆国史上初のアフリカ系大統領になると噂されるデイビッド・パーマー上院議員の
暗殺計画が進行しており、24時間以内に犯人を割り出して計画を阻止せよ」という密命だった。
ほぼ時を同じくして、15歳の一人娘・キンバリーが自宅から姿を消してしまう。
深夜0時過ぎに2つの事件に関わることになったジャック。無関係に思えた事件はやがて
思わぬところで繋がっていく・・。（24オフィシャルページより）
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まぁ、アメリカのドラマにありがちですが、「24」でも緊迫した場面が同時に3～4つが動いてます。
頻繁に時間を表示してそのリアルタイムさを見てる側に意識させ、要所ごとに画面を分割して
各場面を同時に表示することで緊迫感を煽ります。
娯楽として非常に優れてるのは確かで、難問がドラマの中で次々発生、生死をかける緊迫した場面は
ひっきりなしに出てきます。実際、登場人物は主人公以外は常に死ぬ可能性がありまして、
ドラマに出演している俳優たちは脚本を渡される際、いつ自分（の役）が殺されるのやらと、
ドキドキしてるそうです。僕はシーズンⅡ以降はあまり知らんのですが、Ⅰで生き残った人でも
後のシーズンで死ぬ可能性はいくらでもあります。
暇を持て余した休みの日に「24」はうってつけかもしれませんが、一旦見だしたら、
絶対に止まらない事間違いなし。24時間ぶっ通しで見ることになるやも。（ちと大げさ）
但し、膨大な時間を費やし、緊迫の連続からグッタリすることも確か。
ストーリーに感慨深いものがあるわけでもなし、見終わった後はゲームで一日を棒に振ったような
虚脱感に襲われるやも。
●24オフィシャル・ページ
