ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

「吉田調書」朝日新聞社長が謝罪

例えば、「2020年オリンピック」で東京が選ばれた時のことです。
決定するまでは、私は「東北が復興途上であるため開催については反対」の意見をココで述べましたが(今もあまり賛成はしていない)、そうは言っても選ばれた瞬間ってのはやはり無条件に喜んでしまったもんです。
自国にとって名誉なことなんだから、それが普通の心理ってもんでしょう。

このIOCの発表はちょっと紛らわしいものだったので、「日本が落ちた」と勘違いした者が多かったのですが、その誤報を真っ先に配信したのが中国の報道機関と、朝日新聞ツイッターです。
要は日本にとってマイナスな報道について飛びついて、喜んで発信してしまってる感がどうも否めないんですなぁ。

そんな思想とスタンスで取材してるのが朝日の連中なんで、「吉田調書」についてもこういう訳の分からん解釈で報道することになるわけです。
不運にもこの非公開の調書、朝日のみが当初入手したのでデタラメを書き放題で、誰も他の報道機関は反論できない。
当然、東電の社員の方は「おかしい」と憤るわけですが、朝日は我のストーリーを展開したいがためか、現場にいた東電の方たちに裏を取ろうともしない。
当の吉田所長は既に亡くなっていて反論もできないのでやりたい放題ですわ。
吉田所長のご遺族はこのことに関して涙したといいます。

東電という会社は事故を起こした加害者かもしれませんが、事故当時に現場にいた東電社員や関連会社の方々は間違いなく我々日本人を救ってくれた英雄です。
彼らが命を惜しんで逃げ出していたら、福島全体は壊滅、その放射能の被害は東北に留まらず、茨城や千葉、東京にも及んでいたかもしれません。

こういう恩人達を自分たちの変な思想で勝手に捻じ曲げて、「逃亡者」扱いした朝日はホンマ許しがたい報道機関です。
こいつらは事故当時や直後、何の危険もないところで政府発表を垂れ流してただけにも関わらず、よくもまぁこんなことができるもんですな。
もう「Quality Paper」でもなんでもないですわ。
※前にも書きましたが東電や当時の政府と異なり、吉田所長は(事故直後ならともかく、ある程度落ち着いた後は)マスコミを福島第一からシャットアウトするようなことはしていない。にも関わらず、日本の報道機関から原発取材の問い合わせは全くなかったという。(初めて原発取材をした青山繁晴氏より)


「吉田調書」の謝罪のついでに、「慰安婦問題」についても謝罪。
購読者や朝日新聞の販売所からの連日の突き上げにシブシブという感じです。
普段、世の中の不正を正すがために厳しく他者を批判する立場である報道機関が自分のことになると誤ったことをしてもそれを正さず、謝罪もしない。
そんな連中の報道になんの信ぴょう性があるんでしょうかね。

日本にはマトモなリベラルってのはおらんのか?

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