ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

浅田真央、どん底の中でのフリー演技

うたた寝から起きると1時半過ぎ。
眠気眼でテレビをつけると浅田真央選手がリンク上で静かに立っておりました。
ライブ映像で、ちょうどこれからフリーの演技が始まるところでした。

このソチ五輪フィギュアの女子シングルで自身が経験したことのない最悪の結果を出してしまい、本人含め誰しもが「何がなんだかわからない」くらいのどん底の中でのフリー。

大きな舞台で最悪な事態に陥った浅田選手は昨晩、どんな不安な思いを抱きながら床についたことでしょう。彼女の場合は注目度がハンパじゃなんで、そのプレッシャーたるや他の選手の失敗とはワケが違います。
スポーツに興味のないワタシですが、それを想像するだけでブルーになっておりました。

そして、この最悪な精神状態であろう中でのフリー。
是非とも大きなミスがないことを祈りつつ観てましたが、同時に「やはりあのSPの後ではうまくはいかないだろう」と思っていました。

・・が、いざ蓋を開けてみると、解説の八木沼さんが絶賛する演技内容。
何か吹っ切れたのか??
女子選手では彼女しかできない演技構成において、トリプルアクセルを含めすべてのジャンプを成功させ文句ないパフォーマンス。

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初っ端成功させたトリプルアクセル

採点結果は・・

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自己ベストを6点も上回る142.71

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演技後、笑顔でインタビューに応える浅田選手。本人は「メダルは持ち帰れなかったかもしれないが皆さんに自分なりの恩返しが出来た」と満足そうな笑顔。

ワタシはもう夜も遅いので、このまま他の選手の演技を観ないまま寝ますが、正直もうメダルを誰がとるとかどうでもいいですわ。
どん底の状態でこれだけのパフォーマンスができた浅田選手はホンマすごい。
金メダル以上の価値がありますわ!

森喜朗20日、講演会で「見事にひっくり返ってしまった。あの子、大事なときは必ず転ぶ」と言ったそうだ。
さすが史上最低の支持率を出した元首相はよぉわからん発言をされますが、オリンピック組織委員会会長の座からとっとと引き摺りおろしたほうがいいんでは?

では、おやすみ。