ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

靖國神社・秋の例大祭と安倍首相の参拝見送り

イメージ 1

安倍首相が今回秋の例大祭の参拝を見送るということで、ワタクシが代わりに参拝に行ってきましたw
保守でもなんでもない私は実を言うと靖國神社を運営している側の思想に対しては以前から懐疑的ではあります。(詳細は別途記事にします)
しかし、その運営者側の思想と命を賭してまで日本を守ってくださりここで祀られておられる我々の諸先輩方とは何も関係ないわけで、日本人であるのなら思想の右左や宗教とか関係なくここへ一度は参拝しておくべきかと思います。

イメージ 2
(2013/10/18 10:45)
天皇陛下の勅使が参拝されているため、一般の参拝はそれが終わるまで制限されております。

イメージ 3

イメージ 4
陛下の勅使方の参拝が終わったところです。

イメージ 5
(11:03)勅使方を乗せられた車が神社から出られるところ。

さて、今回も安倍首相は参拝を見送ったわけですが、独立総合研究所の青山繁晴氏が官邸内部の人間から聞いた話によると、中国や韓国なんかの圧力に屈したのでは決してないということです。両国との会談実施の条件として、この靖國参拝の見送りを一度でも行うと、今後一切参拝できなくなるわけで、首相はこれを条件にする気はサラサラないようです。
じゃあ、なぜ見送ったのか。

10月3日、いわゆる2プラス2のため来日中のケリー国務長官ヘーゲル国防長官が千代田区千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れて、丁重に献花する姿が報道されました。
これはもちろん、アメリカ側からの安倍首相の靖國参拝に対する意思表示以外の何ものでもありません。ある意味、アメリカからの圧力ともいえるでしょうが、これについては安倍さんも配慮せざる得ない状況になったようです。

・・が、青山氏によるとこれが一番の理由ではありません。
安倍首相は「静かに参拝したい」ということのようです。

中国だ韓国だアメリカだ、んでもってマスコミやなんやかんやがワイワイギャーギャー騒いでる中で参拝するのは全くの不本意であり、靖國への参拝のあるべき姿ではない・・との考えのようです。
じゃあ、どうすれば静かに参拝できるのか??
首相は今、それを模索中とのことです。

まぁ私は保守でもないんで、「首相は春と秋の例大祭には絶対参拝すべきだ!!」と主張する気はありませんが、逆に「外交をこじらせるのだから参拝するな!」という気もありません。
首相が参拝したいのならしたらいいでしょうし、特別な立場とはいえそんなのは個人の勝手です。

朝日新聞がまたしても言いだしっぺという「A級戦犯の合祀」云々についても、A級だから極悪非道の戦犯者かといえば、「落日燃ゆ」(城山三郎著)を読んでもわかるように、そんなのは一概に言えません。
ですが、今回の安倍さんの苦渋の決断に対しては国民・・とくに保守の方々も尊重してあげて欲しいと思いますね。
一番残念に思っているのは安倍首相ご本人のはずです。

さて、私が靖國に対して腑に落ちない点があるので、それを次に書こうと思います。

イメージ 6
勅使の方が帰られた時点ですぐに一般の方々も参拝できます。