ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

ペーパーレス時代の到来(1):Kindle Paperwhiteの3G回線「永久無料」

私が1年半前にアメリカに行った時、その機内で驚いたのはリーダーやらタブレットやらで読書をしているガイジンの多さでした。日本ではお目にかかれない光景です。
もちろん、本をテーブルに積み重ねて読んでる人もいましたが、長時間の機内で時間を潰すのに大量の本を抱えるのは邪魔ともいえるでしょう。電子ブックなら薄っぺらいリーダー1個を持ち込めばいいだけの話です。
 
本の電子化が遅れているという理由で未だに日本ではリーダー/タブレットの類は普及しておりませんが、まぁさすがにこの時代の流れから逃れることはできないでしょう。
「本のほうが読みやすいからいい」という人は多いでしょうが、書店がなくなってきたり、電子ブックのほうが書籍より値段がやすい(現在はあんまり変わらんようですが)ということになると、そうも言ってられなくなる。また、本を大量に読む人ほど、電子ブックってのは嵩張らないし、自分が購入した大量にある本をチョイスするのも楽ってなもんです。
 
「電子ブックなんか長時間呼んでると目がしょぼしょぼして見づらい」ってな意見も、「E Ink」というものを使用した「電子ブックリーダー」の類なんかでは当てはまらないんじゃないでしょか。私はまだ手元に持ってませんが、液晶なんかと違い、紙媒体を読むとの殆ど変わらないといいます。
 
んで、このリーダーの先駆者、アマゾンの「キンドル」がとうとう日本に上陸ということでめちゃ話題になっております。
タブレット型の「Kindle Fire HD」なんかも同時に発売されるようですが、ここではリーダーの「Kindle Paperwhite」のほうを取り上げたい。
Wi-Fiのみの場合で「8480円」という値段で、デタラメ宣伝で消費者庁から注意を受けた楽天のガラクタ「Kobo」にも引けをとらない価格ですが、性能面はKoboなんかよりも恐らくずっと上でしょう。アマゾン側、今回のキンドル関連の製品については「儲けなし」と公言しており、それゆえのこの値段です。あくまで書籍の販売で儲けを出そうという魂胆です。
 
個人的なことを申しますと、私は本を全然読まないんでタブレットには興味があってもリーダーの類には興味なかったんです。ですんで、今回のキンドルの発売もリーダーである「Paperwhite」に関しては全く眼中になかったのですが・・
2chニュー速+を読んでてビックリしました。
「Paperwhite 3G」ってのがありまして、Wi-Fiと3G対応のやつがあるですが、この3G回線、当然ながら有料と思いきや、なんと契約料も含めずっと無料!!
リーダーの場合は本を購入する時くらいしか回線を使えないと思うんで、大したデータのやり取りはないとはいいつつも、この無料ってのは他のリーダーでは現時点では日本でありません!逆に他の日本のメーカーは何やってんだって話です。
この3G対応のやつでも12980円でして、そない高い買い物でもない。
回線はどうやらNTTドコモのを使ってるようで、ほぼ日本全国対応しております。
 
この事実をワタクシ、昨日職場の便所で知りまして、そのままアマゾンのサイトで予約してしまいました。
11月19日発売なのですが、予約受け付けは未だはじまったばかりなのに、既に私のは12月末の発送予定。
今、ホームページを見ると、現時点で予約をしても来年になるようです。
この「3Gが無料」ってのをアマゾンも各社の報道もあんまり強調しないんですが、もっと注目すべきポイントだと思うんですけど・・。
 
さて、3Gが無料とはいえ、本も読まない私がなぜにこのキンドルに手を出したか。
パソコンを使える環境にない・・というか使えない、私の年老いた叔母なんかにプレゼントするのにいいと思ったんですな!
 
Paperwhiteもビックリですが、電子ブック牽引となるであろうと騒がれてるもうひとつのデバイスiPad miniです。
 
つづく
 
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