ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

京都・美山(8)~暮れゆく里

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かやぶきの里は京都北山型の農家住宅の主屋34棟のうち、かやぶき29棟、鉄板覆い6棟、他が瓦ぶき,鉄板ぶきとなっております。かやぶき以外の家屋もかつては大半が杉皮ぶきであり、築100年以上が大部分を占めているとのこと。そして、全主屋の約90%が保存対象の建造物に指定されております。
 
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空間を大事にした屋敷割りで、家と家との間は基本的に塀や生垣などで囲わない開放性が大きな特徴です。
 
 
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地区住民は村並を壊さないよう、保存と再生に努め、「売らない・壊さない」を協定の柱にすえ、田や畑、山を大事にしながら次の世代につなぐために努めています・・・と民俗資料館のパンフに記されています。
 
かやぶきの屋根は当然経年劣化しますが、葺き替えの際、約1000万円の費用がいるとワタクシ記憶しております。普段の生活においても金銭面においても地元の方の相当な努力があってこそ、この風景が守られているはずです。
 
駐車場には募金箱があるんで、こちらへお越しの際は是非ともご協力していただければと思います。
 
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(17:34)
日が暮れると観光客はワタシとヒマそうにしているツレの者だけになってしまいましたわ。
完全に辺りは静まり返ってしまいました。あれだけあった駐車場の車もカラです。
 
今回、ツレの者がいたのでじっくり撮影するのが困難でしたが、この時間までおれたのはそのツレの車があってこそです。
それ以外ではこの時間ともなると京都市内へ戻る手段が全くありません。
 
移動時間含め、既に6時間以上経過した美山への小旅行もとうとうラストです。
残念ながら粘った割にはワタシが期待した「夕焼けに赤くは染まる里」とはいきませんでしたがw
 
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おわり