奈良・大野寺の小糸しだれ桜ライトアップ
大宇陀の又兵衛桜の撮影を19時半までした後、最終バスで近鉄榛原駅まで行き、そこから電車で次の駅の室生口大野駅へ。
大野駅を降りたのがもう20時過ぎ。
観光地というより、普通の片田舎の住宅街といった感じでひっそりしてまして、駅からワタシを含め2~3人ほどが降りましたが、どなたも地元の方のようでした。
偶々、帰宅途中であろう女性の後ろを歩く羽目になったのですが、なんせ薄暗いので後ろのワタシが気になるご様子。
女性は途中で枝道に逸れてくれたので、ワタシも一安心w
比較的駅周辺は明るかったのでそこから見知らぬ暗い住宅街に入っていくのはちょっと気持ち悪かったのですが、目指す寺は駅から5分ほど歩いたとこなので、道に迷うこともありません。
暗がりの中すぐにライトアップされた明るいお寺が見えてきました。
拝観料400円を払って中へ。
境内の広さはこじんまりしています。
実際の広さはどれくらいか知りませんが、少なくとも拝観者が廻れるのは上の写真の写ってる範囲がほぼ全てです。
左と真ん中にある樹齢300年ほどといわれる枝垂れ桜がこのお寺の名物です。
境内には10人前後の拝観者が。皆さん、車で来られてるようです。
暗がりのマクロ撮影は厳しい。
桜の左側に崖みたいなのがライトアップされてますが、これは境内ではなく川を挟んだ向こう側の崖です。単なる崖をライトアップしているのかと思いきや・・後述します。
ライトアップ時の拝観時間は21時までですが、お寺さんの計らいで21時過ぎまで拝観させていただきました。
なんせここに入ったのが20時半近くだったので助かりましたw
寺の外側もぼんぼりがいい雰囲気を醸しだしてます。
さて、例の崖のライトアップを今しがた現像していたところ、何やら幾何学的模様が・・
これ、ネットで調べると単なる崖なんかではなく、「弥勒磨崖仏(まがいぶつ)という有難い石仏でした。
ちゃんと見ておくべきでした・・
今度は来る時は太陽の下で見てみたい。
しかし、京都の桜の名所なんかと違ってひっそりしていて、余計な人物も写らんし、撮影にはもってこいです。
ちょっとワタシの自宅からは遠いですけど、これくらいの観光名所のほうがいいですなぁ。
この道路の風景もこれだけ綺麗にライトアップされているのにワタシ独り占めですわ。
大変満足して駅に向かいました。
(2015/04/04 21:27)
誰一人としていない室生口大野駅。この駅の桜も独り占めw
ワタシは近場だからといってどうも京都に偏り過ぎてますが、奈良をもうちょっと見直さないといけませんな。