ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

DVD「THIS IS IT」

DVDを買うだけで満足して、全く見てない映画(つまり未開封)ってのは我が家に何枚もあるわけですが、このDVDだけは待ち焦がれてたものなんで、開封して速攻観ましたわ。
23時を過ぎてましたが、5.1chの爆音で堪能しました。
近所から苦情が来るかとビクビクして落ち着きませんでしたが。ぬはは

去年、映画館で観終わったあとに散々記事にしたんで、もうグダグダ述べませんが、やっぱりDVDで観てもホンマすごい。
しかし、リハーサル映像なのになぜにここまで音質がいいのか分かりませんなぁ。はじめから公開することを前提にしてたんでしょうけど。5.1chサラウンドでもクリアに各Chに分かれて素晴らしい音質でした。

この映画が他の一般的なライブ映像と大きく違うのは曲の前後、または演奏途中でマイケルがブレイクを入れて、愛情ある「ダメだし」または「解説」をするところ。
曲の途中でそんなものが入ったら、単純に曲を楽しむ者にとっては台無しになりそうなもんですけど、それが台無しにならず、非常に心地よいし、指示を出すマイケルの声すら歌声同様素晴らしい。
キー、テンポ、タメ(間)・・などなど次々と自分がイメージするものを的確に指示する。

彼はヴォーカリスト、ダンサー、コンポーザーとしての才能のみならず、プロデューサーまたは演出家としての才能も長けてることがこの映画でホンマよぉわかった。映画の中でも誰か言ってたが、自己中にならず、物事を客観視して、客がどうしたら喜ぶかをホンマよく理解してるんですなぁ。

エンディングで流れるマイケルの代表曲のひとつ「Heal The World」。
映画館で観てるときは興奮していてCD音源を流してるのかリハーサルの音源を流してるのか判断できませんでしたが、改めて聴くと完全にリハーサル音源でしたわ。ホンマ、ボ~~と聴くとCD音源と勘違いするくらい声が透き通っていて、そういう生の素晴らしい歌声がこの映画では随所で堪能できる。(CD音源のもあるけど)

今度は知人を我が家に呼んで、この映画の鑑賞会しますわ。
部屋片付けなあかんけど。

イメージ 1

それにしてもリハ中のマイケル、ホンマかっこよすぎ。