ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

実物大ガンダム、ついに大地に立つ!!

とうとう実物大ガンダムが一般に公開されました。
小学校の時からガンダムを愛し続けたものにとっては感慨無量でもう死んでもいいです。(ウソ)
ホンマ、想像以上の出来栄えでガンオタのワタクシも大変満足しております。

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毎日新聞のサイトより。バーニヤが青く光ってかっこよすぎ!!
http://mainichi.jp/enta/mantan/guide/news/20090710_1042.html?inb=yt

この実物大ガンダムの製作にいたってはガンダムの生みの親、富野由悠喜監督もアドバイザー的な役割として参加されております。
確かに生みの親かしらんが、こんなドシロウトでしかも何かとうるさい偏屈者を何故に参加させたのか知らんが、「生みの親のお墨付き」が欲しかったんでしょうな。

ガンダムの頭部が大枠で出来あがったのを観た富野氏は第一声で「想像以上に大きい。人間が乗る乗り物でこの大きさは有り得ない。私の設定ミス」と素っ頓狂なことを言い出し、いかにもこのおっさんらしいと思ったが、昨晩のオープニングセレモニーでは注目すべきこと(←私個人的にはですが)を以下のように感慨深げに語ったとのこと。

「おもちゃカラーの威力を思い知らされた。子供たちを引き寄せるこのカラーリングは、ピースフルでハッピーだと改めて気づきました」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090710-00000037-maiall-ent


ガンダムのデザインではなぜに青、赤、黄の三原色を使っているのか。
富野氏の主旨でもなければメカニックデザイン大河原邦男氏のセンスでもない。
当時のスポンサーであったおもちゃメーカーに配慮した配色なんですな。
三原色を使った派手なものでないとガキンチョがおもちゃを買わないという理由です。

派手な配色やモビルスーツ(ロボット)の頭部に目や鼻や口があるようなリアルでは有り得ないデザインは作画監督安彦良和氏含め極力避けたかったようですが、スポンサーが絡むとそうはいってられない。
とりあえず、ギリギリの線で突き詰めたのがこのガンダムのデザインというわけです。

いろいろな事情や過程を経てデザインされたガンダム、その実物大を観て語ったこの監督の言葉はまさしくガンダムが奇跡の造形物であることに他なりません。

この人類史上最も美しい芸術作品(←全くの主観)、今月中に二日かけて撮影を決行いたします。