ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

続・拝啓 十五の君へ

先週の日曜は雨だったんで、家でゴロゴロテレビを見ていたらNHKでたまたま再放送してたのがタイトルの番組。
洋楽しか聞かん(っていうか最近は洋楽も聴かんが)ワタシの場合、アンジェラ・アキってのは辛うじてその名を知ってる程度だが、その人がワタシの近所の西宮の中学校の生徒数人の前でピアノによる独唱をする場面から番組は始まる。



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この「手紙」という曲がNHK全国学校音楽コンクール」の中学生の部での課題曲なんだそうだ。
明日、放送されるその合唱コンクールに向かって、アンジェラと中学生たちとの交流、たった2人で合唱コンクールに挑む女子中学生、離島で合唱に励む中学生などを中心に番組は構成。

「イマドキの若いもんは」というのはいつの時代もそうだが、なんのなんの、んなことはない。
中学生なんかが紆余曲折の中、「歌」を通して結束したり涙したりするのは、結構心打たれるもんがある。

この女性アーティストの商業性とそれとは無縁の中学生が絡む点では微妙な感もあるが、それでもこの歌詞を通してコンクールに挑む中学生のみならず、それとは無縁の大人たちも共感し、涙するものもいるというこの歌はやっぱり素晴らしいんではないかと。
また、アンジェラが唄うこの歌で溢れる涙を抑えられるない中学生たちの映像をみると、その苦悩たるや相当なものがあるんだろうかと察する。

明日放送の全国の都道府県から勝ち抜いてきたものたちが集う中学生の部のコンクールは必見。生放送。


大阪城ホールでのアンジェラのライブ。1万人を超える合唱。