子ども好き

今年の初夏、姪っ子ふうちゃん一家と京都に行ったときのことですが、あん時は京都に住んでる叔母のうちに寄ったんですなぁ。
おばはふうちゃんに会うのは初めてで子ども好きというおばちゃんは当然のごとく抱っこしたがるわけです。
ふうちゃんはワシにはあんまグズらんのですが、基本的には人見知りするタイプらしく、うちのおかんが抱っこしてもすぐに泣き出すのが常。
案の定、おばちゃんが抱いても泣き出したんですが、普通たとえばうちのおかんなんかはアタフタしてすぐにふうちゃんをママに手渡すわけですけど、「自称：子ども好き」のおばちゃんはどっからそんな自信が湧いてくるのか、「どないした～ん？」とか言ってあやしながら全く動揺しない。

けれども、ふうちゃんの泣き様は収まるどころかますます火がつく始末。
「おばちゃん、もうママに返したりぃな！」ともなかなか言えず、その間約1分。
※赤ちゃんが泣き叫ぶ中の1分は結構長い

顔を真っ赤にしてますますひどく泣くふうちゃんにやっとおばちゃんも「むせたらあかんわ」とママにふうちゃんを預けた。
・・が、時、既に遅し。

ふうちゃんはママに抱かれたまま先ほど飲んだお乳を「げぇぇぇぇえ」と泣きながら全部吐いたのでした。
ホンマかわいそうなふうちゃん。

要は押し付けがましい子ども好きが世間には多いが、ワシみたいに間をおいた人間のほうが時には赤ちゃんには好かれるということですわ。

そのあと外食に行き、地獄をみたので疲れ果てて寝ているふうちゃん。店の人が非常に寝心地良さそうなものを出してきてくれた。

寝起き後は水に流しておばちゃんに手を差しだす優しいふうちゃん。ホンマかわいい♡