クルマ手放しのススメ

一部の方はご存知だろうが、ワタクシ、先進国の国民としては誰もが持ってるであろう文明の利器を、2つ持っていない。

それは携帯電話と車です。

車を持ってない方は多少あろうとも、ワタクシの場合は免許すらない。
なぜに免許を持ってないかと言われれば、その機会を逃してしまっただけであって、さして不便もないのでそのままに。（周辺には多大な迷惑をかけてるが）
まぁ免許すら持ってないということでバカにされることも多々あるが、ここで車を持つ・持たないの利点をそれぞれあげる。当然、仕事抜きのプライベートの話に限定。

車を持つ利点

●行動範囲が拡がる
●荷物、病人・けが人などを運べる
●自分の空間が持てる
●災害時に仮住まいなどの非難、物資調達に有効

・・・車持ってないんでこれくらいしか思い浮かばない。
交通手段が発達してない地方では必需品だろうが、しかし、マイカーの増加で採算が悪化した公共の交通機関が次々廃線になってるのも事実。

車を持たない利点

●駐車場・保険・維持費などがかからない
●必然的に自転車・徒歩などで移動するため健康的
●排気ガスや産廃などの面で地球にやさしい

それより何より、最大の利点は

車によって人様を傷つける・殺す可能性がない

ことだ。

車に乗ってるもんはハンドルを握る際に、ホンマこの事故のことをどれだけ念頭に入れてるだろうか。
まぁ少なくとも運転しながら携帯でバカみたいにしゃべってるやつにはないでしょうな。

例えば、暗闇で視界が利かない中でも携帯しながら歩いてるヤツや自転車をこいでるやつは一目瞭然。
明らかにその不自然な行動に誰もが気づく。
それは集中力の散漫によるものであって、あのような状態で鉄の固まりを運転しているわけだ。
飲酒運転するバカなんてのは論外である。

ちなみにタバコに火をつけるなどちょっとしたことでも、そのわき見は大体2.5秒。
時速40キロの低速でも車は1秒で11ｍ走る。
不意の出来事にどれだけ反応できるか甚だ疑問。

正直、ワタクシは咄嗟の反応が鈍い。
じっくりと練るゲームでは人並みでも、ゲーセンなどでのレーシングゲームの成績はよくない。
やはり人に向き不向きはあるもんで、見ていてどんくさい運転をしてる車をみると、女性や老人が多いのは事実。
どんくさいという自覚があるものは慎重に運転もするだろうが、「オレはこの50年間無事故」などと自慢げにほざいてる爺さんが鉄の凶器を扱ってると思うと、オチオチ歩道も歩けない。
65歳以上の年寄りからは免許は剥奪して欲しいものだ。70前にもなってまともな瞬発力があるとは到底思えん。

要は自覚だ。
極端にどんくさいやつや年寄りは車をとっとと手放すべきだし、車を乗ってるもんはホンマ、エンジンをかけてから切るまで、自覚し続けてもらわなければ困る。

ご存知だと思うが、先日川口市で脇見をしたバカの車が幼稚園児の列に突っ込んでいった。
ハンドルを握るものたちは連日報道される事故をわが身に置き換えて頭に叩き込んでもらいたい。

こんな能書を迷いなくたれることができるのも免許のない利点。