ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

河本・生活保護不正受給問題

ワタシが10年くらい前に紙面で読んだとある女性の投稿を紹介したい。
 
その女性は毎年一回だけ、夏の暑い盛りに半切れほどのスイカを買い、それを食することを最大の楽しみにしている。
女性は50代(当時)の方なんだが、体に障害があるために働けず、生活保護を受給しているという。
それ故に贅沢はできないのだが、「世間の皆様に申し訳ない」と思いながらも、一年に一回のこの半切れほどのスイカだけを「最大の贅沢」として楽しみにしていると綴っておられた。
 
生活保護を受ける」ということはまさしくこういう姿勢であるべきなんでしょう。
「最低限の生活」を保証しているだけで、基本的に贅沢など許されるはずがない。
 
生活保護を受けていながら・・
 
自家用車??
そんなものはなくても生活はできる。現に都会の大半の若者は、今や収入も少ないので車など持っていない。自分の住んでるとこは車がないと不便・・なんのては言い訳にすぎない。車なしで生活できるそれなりに開けた場所のアパートに住めばいい。(受給者は車を持ってはいけないことになっているはず)
 
ケータイ??
んなもんもいらんでしょう。現にワタシは数年前までナシで生活していた。あんなもんはある意味娯楽類にはいる。スマートフォンなど論外。
まぁ固定電話がないのなら話は別だが、どっちか一本で最低機能(メールのみ)だけ使えれば問題ない。
 
インターネット??
これこそ贅沢。なくても生きてはいける。現にウチの年老いた親や親戚はネットなどできないが、難なく生きている。
 
パチンコやアルコール、タバコなんてのは論外で、そんな余裕があるのならドンドン受給額を減らしていくべきであることは言うまでもない。
 
本当にこの受給者の中にはろくでもない・・つまりはぶっちゃけた話、言葉は不適切かもしらんが「施し」を受けながら(上記のような)贅沢を享受する輩がやたらいるようで、これは疑いようがない。
例をあげるなら、小泉政権の改革で母子加算の廃止などで受給額が減るってんで、二人くらいの子どもを抱える離婚歴のあるデブオンナ(当時46)が裁判に訴え出た。(当然敗訴)
このオンナは「子どもに一回の食事で一品程度しかあげられない」と言っていたが、コイツが削減前に受けていた生活保護費は月27万円。
改めて言うまでもないが、これは手取りの額である。月27万の手取りがあるサラリーマンが今の御時世、どれほどの割合でいるかって話である。大手企業のメーカーで製造に携わっているプロパーでら、若者であれば月給の手取りが12万台の場合すらある。(残業がゼロの場合)
生活保護を受給すること」がどういうことかわかってないバカどもは、こういう今の日本の現状を分かっているんだろうか??
「子どもを満腹にできない」と会見で抜かしたこのデブオンナ、そのとてつもない脂肪はそもそもどっから来てるのか??と誰もが問いたくなる。「慎ましい三食しか食べてない」というのであれば、更に脂肪を減らすべく、我がを一日一食にして、その余剰分を子どもに与えるべきであろう。京本政樹は一日一食らしいが、普通に健康に生きている。
 
例えば、現状として、東京で単身のものが受給する場合で満額17万ももらえるらしい。
朝から晩まで働いて手取り12万台とこの格差は一体何なんだって話。
東京は家賃が高いとはいえ、17万という額が「最低保証」の額か??
 
 
んで、前置きがまたも長くなったが次長課長」の河本の件。
大しておもしろくもない芸人だが、まぁテレビの露出度から言っても一時期のピークよりは落ちているとはいえ、年収1000万はあると見て間違いない。(猫ひろしですら1000万を超えるという)
それでいて、親が生活保護を受けて平気というこの感覚。
しかもこの芸人は「オカン」をネタに笑いをとり、しかも本まで出して儲けている。(その本は30万部売り上げた)
オカンで儲けた金をオカンに還元しようという気はないらしい。
 
会見でこの男は「芸人は生活が不安定」というが、公務員以外で生活が安定している奴など今やわずかの者しかいないのがいい歳して分からんのか。今日もルネサスの追加人員削減が報道されとるが、一流企業のプロパーですら、明日はどうなるかわからない。
 
テレビ局・・・とりわけ、大阪の局は「よしもと」が絡むため、この案件については非常に及び腰。ワタシが個人的に信用している大阪の「読売テレビ(ytv)」ですら、昨日のミヤネ屋(なんでこんなくだらん司会者の番組が全国ネットなのか未だによくわからん)では河本の罪はそっちのけで、片山さつきのバッシングに力を入れていた放送内容だったとネットで騒がれていた。(番組も見ていないのにワタシは既にytv関係者にSNSを通して直接クレームを投入済み。いつもはレスがあるがさすがに今回はレスなしw)
 
最初に紹介した女性の方が「生活保護費」ってのがどんなものか自覚されていたように、それこそ朝から晩まで働いて15万にも満たないような人たちをはじめ、苦労して働いてる方々が納めた血税でもって成り立っているという自覚があれば、受給する立場の者は車だネットだパチンコだと贅沢などできないはず。
 
 
それでも贅沢をしたい・・という受給者は・・・正直な話、一刻も早く日本からいなくなってもらったほうがこの国のためですね。150年前なら明らかに餓死していた身分ということを忘れてはならない。
 
※正規の理由があり、慎ましく生活をされてる受給者を批判する意図はもちろん全くない。不正な受給を受けているクズがいる反面、逆に受給しなければならない方が受給してない場合があることも我々は忘れてはならない