ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

局地豪雨

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今日、大阪方面に向けて撮った空です。
うちんとこはずっと晴れてましたが、大阪や和歌山なんかは場所によっては雷雨があったそう。
あの厚い雲の下では大雨になってるんでしょう。

22日はこちらの方はすごいことになりました。
全国ニュースでも報道されてたんでご存知かと思いますが、大阪空港がある豊中市では1時間に110ミリの豪雨。大阪府下では最高記録だそうです。

この豪雨で豊中市をはじめ兵庫の尼崎市伊丹市などで床上浸水(143棟)、床下浸水(551棟)が発生、落雷で停電などの被害もありました。

下は22日14時40分のレーダー画像にグーグルアースの画像を重ねたもの。
赤いところは1時間当たり80ミリを超えます。「IKEDA」と書いてあるところのすぐそばが豊中です。

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この豪雨、ホンマに局地的だったのは、この豊中ってところと僕が住んでる宝塚は目と鼻の先で、うちのベランダから空港周辺が見えるくらいなんですが、うちなんてのは全く雨が降りませんでした。
尼崎でも被害があったようですが、同じ尼崎でもうちの実家なんかも1滴も降ってなかったそうです。
うちとおなじ、雷鳴が聞こえるばかりで雨で涼しくなることを期待していたうちのおかんはガックリしてました。尼崎なんて小さい市なんですけどそれだけの差があったわけです。

都会は土砂崩れなんかの心配はないでしょうが、こんな短時間で集中的に雨に降られると、さすがに吸水性のないアスファルトとコンクリートだらけの街では浸水は避けようもありませんわなぁ。

下水を設計する際にコンクリートだらけの街でもこれら吸水性のないことを考慮しているわけですが、当然ながら過去のその地域の降雨量を元に計算して水路なり下水管のサイズなどを決めてるんで、次々と想定外の雨なんか降られたら、どうしようもありません。
温暖化の影響と言われてますけど、これからこういう局地的な災害が増えてくるかもしれませんなぁ。
引越しの際は考慮されたほうがいいかも。

ちなみに今回のネタ、グーグルアースで地上に別画像をレイヤーとして貼り付けれることを知って、それを試すのにやっただけなのでした。
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