ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

野口健と欧米流○○団体の主張

アルピニスト野口健氏が新聞のコラムで環境保護団体のことについて書いていた。
野口氏は最近、エレベストや富士山の清掃など環境問題に取り組まれてるんで、いろんな保護団体が野口氏に連携しようと接触してくるのだそう。

野口氏が鳥の保護を目的とする団体と初めて会うことになったときのこと。
場所は和食店。当然ながら最初はお互いの自己紹介や雑談から会話がスタートするのかと思いきや、野口氏を6人が囲むように座って、いきなり「鳥がですねぇ」と訴えてくる。
「鳥が、鳥が」と6人から立て続けに連呼されて、ひとり意見を受け止める野口氏にはきついもんがあったのだそう。
その重苦しい雰囲気を打破するつもりで、
「焼き鳥くださいっ」
とジョークで注文したら、団体の一人が本気で怒って直ちに注文をキャンセルしたとか。

どうも最近、欧米流の影響か世界的におかしな団体が増えてきた。
彼等の行動の大半は尊ぶべきもんなんだろうが、一部に狭い視野でしか物事が考えられん宗教にいかれた信者のような言動がチラホラ見える。
例えば、グリンピースの日本の捕鯨に対する行動も異様に映る。

「地球のため」と主張する環境保護のものたちに野口氏は首を傾げてる。
本当に地球のためを思うんだったら人間など死んでしまったほうがいいと。
「そうではなく人間が健康に生きていくために必要な地球の資源を守ることが、環境保護の本質ではなかろうか」

欧米流の考え方は常に進んでいて学ぶ点が多いし、日本でも相当な影響を受けて取り入られてきたと思うが、もうそろそろなんでもかんでも「欧米がしてるから」という時期でもなくなってきたんじゃなかろうか。

またもや欧州の団体が日本のやり方にいちゃもんをつけてきた。
人権団体のアムネスティが「日本の死刑制度は死刑囚がいつ訪れるか分からない執行日に怯える日々の中を生かされてる」と批判したというもの。
同団体は「日本は国家による殺人を実行している数少ない先進国」と指摘した上で「政府は、死刑制度の現実を公表しないまま、世論の支持があるとしてこの非人道的な刑罰を正当化することはできない」とし、死刑廃止の第一歩として秘密主義をやめるよう要請。

神戸新聞http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/0000066952.shtml

さすが欧州は進んでいる。自分の身内が惨殺されようがなんだろうが、キチガイの人権を考えてあげるんだから、ホンマ素晴らしい人格者で頭が下がる。
・・・が、こんなおりこうさんには絶対なりたくはない。
死刑囚はいつ来るか分からない執行日に常に怯えておくがいい・・という野蛮人の考えのままで結構。
さて、日本はいつまで死刑制度を死守できるだろうか??

イメージ 1
白神山地マタギと野口氏。
自然との共生を尊ぶマタギだったが環境保護団体の訴えでこの山地での狩猟が禁止となった。