ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

グループ送迎にこだわった罪

滋賀で先日またもや悲惨な事件が。

宇治の塾の件もそうだが、塾や幼稚園が一部責められる要素も出てくるわけだが、正直、あのクズ大学生にしろ、今回のキチガイ中国人にしろ、極めて異例中の異例でこれらを予測させるのは相当困難なもの。
まさかこのような立場の人間が子供を殺すとは思いもよらんでしょう。

ただ、小学生などの送迎も含めて1人の大人が付き添うってのは非常にまずいと思うが。
前から懸念してたことだが、当然ながら見張りの大人がマトモとは限らない。
見張りの大人を監視する大人は最低1人は必要でしょう。

今回の幼稚園のグループ送迎、例えばオトコ親でも可能だったんだろうか?
当然ながらオトコ親が送迎する家庭もあろうかと思うが。
やはりオトコのほうが変質者が多いわけで、オトコ1人に我がの子供を預けるってのは怖くないかぁ?
僕なら絶対嫌だが。

幼稚園側も非を認めてるが、やはり強制的にグループにこだわるのはどう考えてもおかしい。
今回の事件では半場被害妄想気味の容疑者側はグループ送迎を望まず、被害にあった家族側も容疑者とのグループを望んでなかったことをそれぞれ幼稚園に意思表示してたとのこと。
それを却下してまでグループが原則とした理由がよぉわからん。

そもそも僕の幼稚園の頃なんて個別に親が送迎するのが当たり前だったが?
小さい子供数人を他人の親に任せて事故にでも遭ったら誰が責任を負うんだろ?
小学生ならまだしも幼稚園児なんて監視するのも大変でしょうに。
あらゆる点を考慮しても「グループ」は疑問に思える。

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さて、ガラリと変わって僕個人の幼稚園時代の話。

僕は幼稚園時代、送迎バスで通園していた。
とある夏休み前の最後の通園日、幼稚園から自宅に戻るとウチのオカンが烈火のごとく怒りまくる。
僕が上履きを持って帰ってくるのを忘れたのだ。

オカンはすぐに幼稚園に取りに行けという。
めちゃくちゃである。普段、バスで行き来してる僕はよく幼稚園の位置を把握していない。
しかもバスは幼稚園児を拾いながら走るのでコースはめちゃくちゃだ。
オカンと数度、自転車で幼稚園に向かったときのかすかな記憶に頼るしかない。

7月末の照りつける太陽の中、フラフラになりながら歩いた。
グーグルアースで調べたら片道1.8キロだ!往復3.6キロである。大人でも結構な距離だ。

イメージ 1

なんとか幼稚園を見つけて上履きを取り、自宅へと向かうも途中大きなお兄さんたちに囲まれる
自分の身長の2倍くらいあろうかと思える人間数人に囲まれた恐怖といったらとんでもないもの。
僕はヒステリックに泣け叫んでその場を逃れたが、今思うとからまれたわけではなく、虚ろに歩く僕を助けようとしてたのかもしれない。

上履きごときで、3.6キロの道のりを照りつける太陽の中歩かせる実の母親、

ある意味これは幼児虐待、鬼ババァとしかいいようがない。


このような危機意識のない母親は今の日本では稀有でしょうなぁ。