［京都祇園の事始め2021］宮川町の不誠実さ

12月13日は「事始め」のあいさつ回りが花街で行われますが、去年は当然ながらコロナで中止になりました。宮川町も例外ではなく、それは去年11月末には既にインスタなんかで中止の旨を展開されてました。

そして今年。12月に入っても「あいさつ回り中止」がアップされないので「今年はあるんや！」と当然思った私は急遽仕事をサボって祇園へ。こういう行事、微妙なのはあくまで花街の中の行事で普通の一般人には関係ないので「今年は事始めをします！」とアピールするようなもんでもないということです。別にこの行事で金儲けしているわけでもなんでもなく、本来なら粛々と花街関係者のみなさんが挨拶するだけの習わしであるところを、芸舞妓さん目当てでカメラを持ったオッサンたちが勝手に撮ってるだけの話です。

ただし、去年のように「中止」と展開されなかったので「コロナ患者も激減してるし、行われる」と私はなんの疑いもなくクソ寒い早朝から祇園に来たわけですが、結局宮川町は今年も見送ったようです。

いや、中止はもちろん全然いいんですが、これをインスタやフェイスブックで今年展開しなかった理由がさっぱりわからんのですよねぇ。なんのためにそれらSNSをやってるんでしょうか？カレンダー販売目的のためだけ？？展開した去年と今年の違いはなんなんでしょうか？？

「まぁ知らんと勝手に来はる人はどうせお茶屋となーんもつながりのない人たちですよって、うちらどうでもいいんどす」ということなんでしょうか。正直、不誠実としかいいようがありません。

ほんま、宮川町にはがっかりしましたわ。

現在、建て替え工事中の歌舞練場。

コロナ禍でもどんどん増えていく駒屋の芸舞妓さんたち。

下段の新しい舞妓さんたちがどんな方たちなのか全くついていけてない・・

この2年間のコロナで私の写真撮影の意欲もダダ滑りなんですが、こういう対応を取られると宮川町に対する興味も薄れていきますな。まぁ私の興味が薄れたところでこの花街になんも影響ありまえせんがｗ

宮川町ではあいさつ回りはなかったのですが、祇園甲部では今年はしっかりされてました。

つぎはそのようすを。