ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

[歌詞・和訳]Deep Purple - Lazy

レイジー

 

おまえは怠け者、おまえはただベッドに横たわっている
おまえは怠け者、ただベッドに横たわっている
おまえは金を欲しくもないし、パンも欲しがっていない

もし溺れたところで、おまえは藁をつかもうともしない
もし溺れたところで、おまえは藁をつかもうともしない
おまえは生きたいとも望んでいないし、もうこれ以上泣き叫びたくないのだ

そう、おれの試みは何もいいことをもたらしていない
言ってるように、おれの試みは何もいいことをもたらしていない
おまえは努力をしようとしない
だめだ、そうすべきではないんだ

怠惰
おまえはただベッドに横たわっている
怠惰
おまえはただベッドに横たわっている
おまえは金を欲しくもないし、パンも欲しがっていない

 


Lazy

 

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1972年にリリースされたハード・ロックの金字塔的名作アルバム「Machine Head」は「ハイウェイ・スター」や「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などの名曲だらけですが、そのいずれもクォリティ高い7曲のなかのひとつがこの「レイジー」です。

 

ジョン・ロードのハードなハモンドオルガンで幕を開けるこの曲ですが、その後はリッチー・ブラックモアのギターソロ、再びロードのキーボードソロと流れていきますが、アップテンポのブルージーな曲でもうこれは単純なハード・ロックという枠を超えています。アルバム収録の7曲はいずれもハード・ロックというジャンルなんでしょうが、その中での振り幅が大きくホント多彩です。

 

前半のソロのなかでもロードのキーボードは本当に渋く、若い時の私なんかはこれを真似ようかとキーボードとスコアを買って練習しようとしたくらいです。(すぐに挫折しましたがw) 

そして4分20秒のギター、キーボードのソロのあとにやっとイアン・ギランのヴォーカルが抑制気味に入ってきます。そして彼のハーモニカも印象的ですが、このオリジナル・バージョンでの彼のシャウトは控えめではあるものの、ライヴになるともうちょっと弾けてます。ライヴの場合は更にアップテンポになるんですが、彼らはその場でジャムってる感じなのでソロパートとかが演奏のたびに変わります。

 

ラストはブラックモアのソロで締めるんですが、それにしても50年前の若者たちはこんなことをやってのけるんですから、そりゃ音楽もこれ以上進化するのは土台無理ってなもんです。

以下が「Made in Japan」のタイトルでバカ売れしたライブ・アルバムに収録されている武道館で録音された「レイジー」です。(72年)

 


Lazy (Live at Tokyo, Japan, August 17, 1972)

 

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Lazy

 

[Instrumental intro 0:00-4:21]

[Verse 1]

You're lazy, you just stay in bed
You're lazy,  just stay in bed
You don't want no money, you don't want no bread

If you're drowning, you don't clutch no straw
If you're drowning, you don't clutch no straw
You don't want to live, don't want to cry no more

[Harmonica Interlude]

[Verse 2]

Well, my trying ain't done no good
I said, my trying ain't done no good
You don't make no effort
No, not like you should

[Chorus]

Lazy
You just stay in bed
Lazy
You just stay in bed
You don't want no money, you don't want no bread

[Instrumental outro 5:53-7:22]

 

Writers: Ian Gillan, Ritchie Blackmore, Roger Glover, Jon Lord, Ian Paice

 

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