［コロナウイルス］安倍総理の「一斉休校」の決断と記者会見

一斉休校のニュースが報じられたときは私の周辺でも驚きを持って受け止められ、予想以上に皆キョトンとしてました。学校に通ってるお子さんがいる人なんかは「どうしようかな」って感じで戸惑ってました。

まぁそれでも私なんかは以前の記事でも書いたように学校どころか企業も休みにして休日も全部移動させてまえってな主張をしてるくらいなんでこれについては支持しますが、やはり「唐突」という批判は否めないでしょう。

ただし、自治体トップでありながら「唐突」とか安倍氏を批判いてる連中は安倍以上の無能のクズ。お前らは安倍氏と同様、とっくの昔に休校を選択肢として検討を重ねとかんとあかん立場やろって話ですわ。

しかし、学校の現場の人や生徒さんたちはやはり卒業式など重要な行事を控えてるこのタイミングでの休校は大変なはず。

千葉県多古町にある創立145年の常磐小学校は少子化の影響で来月末で閉校になるそうなんですが、卒業式を待たずに小6の生徒さんたちは突然28日、在校生とお別れすることに。小規模の小学校みたいなのでマンモス校と違い、学年を超えての絆は強かったはずです。

町の教育委員会が来月２日から春休みまでの臨時休校を決めたことから、常磐小学校での授業は突然、28日が最後となり、17日の卒業式についても規模を縮小して卒業生と保護者だけが出席することになりました。

これを受けて全校児童57人は急きょ音楽室に集まり、このうち卒業する６年生10人がミニコンサートを開きました。６年生は在校生にも聞いてもらうため、卒業式に向けて練習を重ねてきた歌やリコーダーの演奏を一生懸命に披露し、中には涙を流して学校との別れを惜しむ姿も見られました。

臨時休校 千葉 多古町の小学校145年の歴史に突然 幕下ろす形に | NHKニュース

小さな教室に集まった全校生徒のミニコンサート、卒業生も在校生も唐突の別れに涙している姿をNHKで見ましたが、本当に見てるこちらも涙しそうになるくらい寂しいものがありました。

安倍氏は全てにおいて後手後手なのは明らかで、まずは中国の一部地域からの渡航禁止を出したのはまずはアメリカが中国からの渡航禁止を出したあとの追随。

なんせ渡航禁止どころか、既に中国で感染者が爆発していた春節真っ只中のときに外務省のHPで中国人観光客歓迎のメッセージを出してたのは有名なネタ。

外務省は、北京の日本大使館のホームページ（ＨＰ）に載せていた安倍晋三首相の中国向けの祝辞を削除した。祝辞は春節（旧正月）を祝うとともに多数の中国人の訪日に期待する内容で、中国での新型コロナウイルス感染拡大後の一月二十四日から一週間掲載していた。同省は危機感のなさを問われかねないとして「不適切だった」（幹部）と陳謝している。

　祝辞で首相は、春節の連休期間（一月二十四～三十日）と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請。「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていた。

東京新聞:感染拡大後、ＨＰに「訪日歓迎」 安倍首相の春節祝辞削除 外務省:政治(TOKYO Web)

「歓迎」とか抜かしたメッセージを削除したのは1月30日らしく、安倍どうのこうのよりこれを掲載してるこの国の官僚ってどこまでポンコツなの？？と唖然とさせられます。危機管理ゼロです。

その後も後手後手。

イベント「自粛」の発表翌日に「要請」の発表でコンサート会場の混乱を巻き起こし、今回の一斉休校も発表翌日に「それぞれの自治体に任せる」と日和る・・って具合で常にネットやマスコミでの反応を見ながら二転三転。

んで、私もここで書きましたが、「国民に向けてこの非常事態に何も語りかけない」という批判を知ってか昨日29日に記者会見。

私、買い物にでも出かけようとしたときに「記者会見はじまる」の速報が携帯に入ったので行くのを辞めて18時スタートの会見を見てたんですが、特に目新しい発表や参考になる情報は皆無。その後の質疑応答に期待したんですが、18時半過ぎに「予定時間をオーバーしているので」とか周辺の下僕に言わせて早々に退散。

18時20分まで安倍氏が無駄話をしていたので質疑応答は10分ほどですわ。しかも質問もそれに対する返答もクソみたいな内容なのでこれも参考になる収穫なし。

安倍のオッサン、この時期に百田尚樹とかポンコツ右翼と飯喰ってる時間があるくらいなんやから、大して忙しくもないでしょうにｗ　そんな暇あるなら国民の疑心暗鬼を払拭するために2時間位質疑応答しとけって話ですわ。

「一斉休校」については萩生田文化大臣や菅官房長官も難色を示し、専門家会議でも「一斉休校」は言及していないとのこと。安倍氏の突然の独断であることはほぼ間違いなさそうですが、その理由を与党幹部が以下のように語っております。

「北海道知事が休校を打ち出して評判が良かったから、それに味をしめたみたいだ」（安倍氏と仲良しの読売テレビの報道より）