［チュート徳井の申告漏れ］カネに汚いテレビタレントたちの末路

所得隠し・申告漏れについて会見でチュート徳井は自分が「ルーズ」であることを理由にしておりました。

私も実はルーズというかめんどくさがりなので３年ほど確定申告をしてなかったときもあります。まぁ私の場合は還付される立場で、放置したせいで本来返ってくる税金が返ってこなかったりしましたが、申告がめんどくさいというのは分からんでもないです。

今回の徳井の件は税務署も税理士もなぜに3年間見過ごしていたのかサッパリですが、ただこの徳井の言う「ルーズ」はちょっと不可解です。なんせ税金対策に事務所を作ったり、私的な旅行や衣装など認められない経費を経費とするくらい「ちゃっかり」しているわけで、わざわざ領収書やなんだ細かく揃えてる人間が払うべきものを払ってなかったら義務からの「逃げ」と疑われても仕方がない。

脱税でテレビ界から消えた板東英二を筆頭に、次長課長河本、宮迫などカネにせこい・・というか「カネに汚い」タレントとなると視聴者に拒否反応が起こるという簡単なことがどうしてこの人ら分からんのだろうか。

故やしきたかじんや上沼恵美子が関西で絶大に人気があった、もしくは今も人気があるのは彼らのしゃべくりが一流なのはもちろんのこと私は前々から言ってますが「カネに汚くない」というのもひとつかと。

目の前に巨額のカネをちらつかされても彼らは仕事は選んでおります。例えば、CMなんかに出ると自分が言いたいことをテレビで言えないので二人とも基本的に全て蹴っています。（一部出演したCMもあります）

たかじんはギャラ700万の講演を頼まれたこともあったらしいですが、そういう仕事に一切興味がないので断ったという話もありますし、今も関東以外でネットされている「そこまで言って委員会」も日テレが放送させてくれと懇願されても放送内容に影響する懸念から東京嫌いのたかじんは頑なに拒否しておりました。東京でネットされればギャラが2〜3倍以上になるはずですが、カネ有りきでないということです。

今、芸能界のご意見番としてマツコ・デラックスが活躍してますが、CMにやたらバンバン出ているところなんかを見るとこの辺はどうも危うい気がします。

事業をしている人間が所得隠しなんかで経営を保とうとする行為は分からんでもないですが、自分の身ひとつで稼げる芸人がカネに汚いってのはホンマがっかりで、チュート徳井ももうテレビで見たとしても笑えなくなりましたな。

堅実・質素レベルではなく、カネにせこい、汚い人間ってのが知られた時点で器の小さいしょぼい人間に見えてしまうのでタレントとしては厳しいでしょう。