ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

廃線跡をゆく(4)


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武庫川の対岸を撮ったもの。巨大な岩肌をさらけだした地形がつづきます。至る所がこんなかんじなので、当然このハイキングコースは落石注意です。
ちなみにJR西日本はここはハイキングコースではなく、如何なる行為も自己責任を負うようにあちこちの看板で訴えてるのを前回きたときに見ました。今回はその看板は見逃しましたが、同じスタンスであることは間違いないでしょう。敷地はまだJR西日本の所有と思われますが、落石にあったり、橋が朽ちて川に転落したりしたり、トンネルが崩落したりなんかしたところで責任は当然とってくれません。


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次のトンネルが出現。
あんまコースを覚えてない僕はトンネルが出てくるたびにドキリとしましたが、このトンネルは短いので大丈夫でした。


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さて、その出口からは赤いトラス橋が。
う~~ん、これも廃線跡ならではの構造物!
橋の向こうには長尾山第一トンネルが見えてます。


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武庫川を渡る鉄橋となります。即ち今までは進行方向に対して右側を流れてた川はこの鉄橋以降は左側を流れることになります。
さびだらけの鉄橋、少なくとも20年以上は整備されていないわけで、これも足元の鉄板が抜けないか怖いです。
しかも前方からなんか小太り気味の親子が!すれ違う際、ちとドキドキしました。
・・そう、こういう恐怖感がこのハイキングでは満喫(?)できます!

さて、橋を渡った後の長尾山第一トンネルは307mと長く、中は当然漆黒の闇ですが、今回は怖くなかった!
嬉しいことに50~100mほど先を僕と同じ進行方向で歩いている人たちがいることをトンネル内で発見したのです。
えらいもんで、めちゃ離れていても「人がいる」というだけで恐怖感は全くなくなりました。
実際のところ、こんな状況で霊に取り囲まれて首を絞められたとしても全く前方の人は頼りになりませんが。


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出口のほうからは紅葉に映える山が見えてきました。


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前方にはカップルが。彼等のおかげでトンネルは恐怖心なしに通過することができたわけです。
先方はゆっくりな歩みのため、普通にあるけば僕が抜いてしまいますが、彼等のムードを壊さないためにも、ここらで僕は初の休憩をいれて、彼等が進んでいくのを待つことに。
よっこらしょ・・と座って、午後ティーを飲んで昼飯にでもしようと思ったら、彼等も立ち止まって休憩に。
なんじゃそれやったら抜かさせてもらうわいっと、茶だけ飲んでそそくさと彼等を抜いていきました。


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すると前方に数人の人たちが。
しかも広場になっていて、平たく大きな石がいくつか並べられていて、それは完全にベンチを意識したもの。
ここを「展望広場」というのだそう。
完全に人的に手が加えられていまして、一体ここは誰の管轄なんだ??というかんじ。


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とりあえず、まだ休憩してないので廃線跡からほんのわずかに左側にそれる「親水広場」ってなところで昼食とすることに。
目的の武田尾駅まであと1800mと表示されてます。
ここらへん、完全に管理された公園になってる・・。


(5)につづく