ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

水曜どうでしょう(1)

つい半年前まで、「北海道といえば?」と聞かれれば、「富良野!」とか「摩周湖!」とか
答えてたかもしれませんが、今の僕は迷わず「水曜どうでしょう」と答えます。

ロック評論家(?)であると同時にお笑い評論家でもある僕は、最近の東京キー局から流れる
バラエティに失望しております。
フジテレビも「ひょうきん族」の頃の斬新さもなく、日テレも「電波少年」の頃の勢いは
今や全くありません。ついこの前までドラえもんニュースステーションしか
能がなかったテレ朝のほうが最近、まだ新しい試みのバラエティを構築しつつあります。

さて、金ばかり突っ込む割にはおもろい番組が全然作れないキー局、当然ながらバラエティは
金さえ突っ込めればおもろいものが作れるわけではなく、その点、大阪の深夜番組は
低予算ながらも結構昔からおもろい番組が目白押しなんですが、それは当然ながら吉本興業という
おおきなバックボーンがあってのこと。
そんな「大阪しか低予算でおもろい番組が作れない」と思ってた僕が目からウロコ状態に
陥ったのが、そう、北海道テレビHTB)製作の「水曜どうでしょう」を初めて観たときなのです!

ローカル番組なので、まだ知らないお気の毒な方のために今回は簡単にご説明を。

※「水どう」の詳しくはウィキペディアにて。

ウィキペディアにも詳しいですが、「水どう」は北海道のローカルタレント大泉洋と、
その大泉の所属事務所の社長であると同時に、この番組の企画も担当しているタレントの鈴井貴之
・・・基本的にこの2人だけが出演。
そして、それに同行するのが北海道テレビのディレクター、藤村ディレクターと嬉野ディレクターの
2人で、この2人は裏方である立場上、画面に映ることは殆どないんですが、藤村Dは、画面では
オフでも出演しているタレント以上によくしゃべっており、異彩を放っております。
嬉野Dは基本的にカメラ担当。

たったこの4人でこの傑作番組は作られているのですが、それでいて、何千マンとしれない制作費を
使ってる東京の番組なんかよりもずっとおもろいんですねぇ。

(2)へつづく

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HTBのイメージキャラ「onちゃん」も今や大人気!・・・なんかな?!