ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

おそまつ富田林署・逃走男が尼崎へ

「もう尾畠さん(スーパーボランティア)に捜索お願いしろや!」との冗談もネットであがってますが、逃走から3週間になるもいっこうに樋田容疑者が捕まりません。

逃走から二日後の14日、逃走経路で淀川区が出始めたのでこれは確実に私の地元・尼崎に入るだろうってことで実家のオカンにひったくりに気をつけるよう電話をするつもりやったくらいなんですが、やはり逃走男は14日のうちに尼崎に入ってたようです。しかも容疑者が知人に手助け依頼の手紙を置いたのがJR立花駅というんですが、もうウチの近所ですわw
尼崎から西は兵庫県警、つまりは大阪府警の管轄外になるので逃走にも有利でしょう。
その後にまた大阪に戻ったのかどうか、いまもって全く把握していないのが現状でしょう。

以前までは「富田林」といえば関西人にとっては「PL」、「夏のPLの花火」とPL絡みが思いつく自治体でしたが、今や全国的に「ポンコツ富田林署」になってしまいましたw
凶悪犯を逃してるんで笑い事ではないんですが、それにしてもこんなひどい警察署って他にあるんでしょうか??

事件発生当初は面会室のアクリル板に不具合があっただけで、逃走犯が「やたら運がいい」と思ってたのですが、これがとんでもない勘違いでした。
樋田容疑者はあくまで計算ずくで「逃げれる」と確信した上での犯行だったということのようです。

弁護士と面会を何回も重ねている間、容疑者は監視のええかげんな署員に目をつけます。そしてその署員のローテーションをメモするわけです。
そして決行日を決めます。

面会室のドアのブザーについてはポンコツ署は昔から電池を抜いていたので容疑者はそもそもそんなブザーがあったことすら知らなかったでしょう。
弁護士には「面会が終わったことを署員に知らせなくても自分が言う」ということは以前から言って試してたかもしれません。そのテストで弁護士は本当に署員にしらせず、もぬけの殻状態で長時間面会室で放置されることを前もって確認してたはずです。
そのテストを踏まえた上での犯行です。(あくまで憶測です)

逃走直後のひどい経緯は以下のようなかんじです。



【8月12日午後8時】
弁護士との接見終了。
ボンクラ弁護士は容疑者に言われたまま何も知らせずに署を退出。その後、容疑者は即刻アクリル板を破って逃走。
その日の担当が事前に把握していたポンコツ署員だったので監視なし、日曜なので非番も多く(これも狙ったのか?)難なく建物から外へ。なぜか途中で署員のスニーカーまでゲット。
署の周辺は有刺鉄線含め3メートルの壁が張り巡らされているも、なぜか駐車場には脚立が。壁も簡単に乗り越え、住宅街へ。
※脚立についてはずっと放置していた場合、容疑者は署を出入りしている間に確認している可能性あり

【午後8時台】
容疑者らしき人物が盗んだ自転車で逃走。(防犯カメラで確認)

午後9時43分】
ポンコツ署員たちが逃走に気づく。既に逃走から1時間半後。
それでも署内に隠れてると思ったのか、もしくはコトを大きくしたくなかったのか署員たちは署内を探しまくる。

【13日午前0時までに】
松原市で容疑者がバイクを盗んで逃走。(被害者が盗まれことに気づいたのが午前0時頃)

【13日午前0時55分】
いくら署内を探しても見つからんので署がマスコミに逃走事件を発表。

【午前6時28分】
「富田林署の留置場から、男が逃走しました。自宅の戸締まり等は確実に行ってください」と地元にメール配信。既に署外へ逃走してから約10時間が経過。




JR立花駅で見つかったメモには「逃げ続けるか捕まるか迷っています」と書かれていたとも。
先程ネットで「樋田容疑者、台風21号が来るけど大丈夫やろか?」と変な心配の書き込みを見ましたが、ホンマ罪を重ねる前に自主して少しでも罪が軽くなったほうがよろしいかと。

それにしても、警察署ってのは凶悪犯たちも一時は勾留されるわけで、こんなずさんな署があることを我々はこの逃走犯から教わったことになります。
面会室の扉のブザーの電池を抜いてたのは大阪府警の中でこのポンコツ富田林以外になかったとのことですが、ここまでテキトーなのは「異例中の異例」であってほしいものです。
言わずもがな、富田林のポンコツ署員たちは相当罪が重い。
自分たちで勝手に仕事を作っておいて残業代で給料が上がるなど論外です。全て血税です。
残業代ゼロで24時間捜索してくださいw