ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

「打上花火」MV、間もなく2億ビューへ

先程、ベランダから山越しに花火の音が聞こえてきました。
どこかで花火大会をしてるんでしょうが、もう京阪神の花火大会の殆どは終わってしまいました。
私の場合、今年は結局花火を全く見ないまま夏が終わります。

ということで、このMusic Videoの動画をまたも見てしまっております。
この動画、相当中毒性があるw


DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO

これの元の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」というアニメ映画、興行収入は16億円とからしく結構ヒットしたとはいえ、ジブリやコナンなんかの映画に比べたら相当見劣りする数字で、めちゃめちゃヒットしたってなレベルではありません。
・・が、その映画の主題歌であろうこのMVの再生回数が尋常じゃない。
アップからまだ1年しか経ってませんが、もう1億8千万ビューに到達しようとしていて、2億ビューを超えるのも時間はかからんでしょう。

まずそもそも曲自体が秀逸なのもあるんですが、編集されているアニメの映像美もすばらしい。
どこの地方にもあるような駅のベンチの下からのアングル、夜のプールの水の中からのアングル、小さい側溝をまたぐ浴衣の女の子の側溝底からのアングル(この表現だと盗撮犯のアングルかのようですがw)と今どきのアニメってのは一昔ならあり得なかったカットが満載なんですが、このMVでは地方の風景が美しく描かれています。

ラストの花火の映像も単に花火が空いっぱいに開くのではなく、電柱やら道路標識やら街のどこにでもあるような構造物越しに描いているんですよねぇ。
人工的な構造物越しに花火を撮影するなど私のようなベタなアマチュアカメラマンはまずしないのでこういうのを見せられると新鮮に感じます。

残念なのは主役であるはずの花火の表現がいまいち。
技術が進歩した割にはそのへんは未だ難しいのか、もうちょっとリアルに花火の表現ってできないもんなんでしょうか。

それと人物です。
「君の名は」なんかもそうですが、キャラのデザインがパッとしないんですよねぇ。
あの少女漫画みたいな目がでかいキャラしか現在のデザイナーは描けないんでしょうか。
映像はきれいになりましたが、肝心なキャラについては全盛期の安彦良和ファーストガンダムのキャラクターデザイン)みたいな人は出てこないもんですなぁ。
もちろん、そんなのは個人の趣味でしょうがw

まぁそれでもこのMVは中毒性があります。
みんな何回も見てしまうのでビューの勢いが止まらんのでしょう。
映画自体がおもろいのかどうかは未だ知りませんw

来年の夏はまた熊野へ花火を撮りに行きたいところ。

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(2017/08/17)