ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

祇園の事始め~祗園甲部・井上八千代宅前

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小雨降る祇園白川・巽橋付近です。

もう早くも正月の準備に入る「事始め」の日(12月13日)がやってきました。
祗園甲部の場合、八朔や事始めなんかの挨拶回りの日といえば一力亭前や巽橋周辺にギャラリーが集まりますが、もうひとつのスポットが井上八千代さん宅前です。
マスコミが一番押しかけるのはこの井上さん宅になります。

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(2016/12/13 09:44)
巽橋の近くにある井上八千代さん宅前。
左側がアマチュアカメラマンたち、そして対面の奥にいる人たちはマスメディア。

昨年人間国宝となられた京舞井上流家元、五世井上八千代さん宅には祗園甲部の芸舞妓さんのほぼ全員が挨拶に来られるわけですが、各紙・各テレビ局が宅内にてその様子を撮影し、それが紙面やテレビに流れます。
もう風物詩です。

私がここで撮影するのは今回が初めてです。

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「おはようさんどす」
現れたのは井上八千代さんです。宅前を陣取る我々ド素人カメラマンたちにご挨拶してくれました。もちろん我々もご挨拶。
「あいにくの天気で残念どすなぁ」とかなんとかおっしゃいながら中に入って行かれました。敵視されていないようで何よりですw

ちなみに祗園甲部が五花街の中でも一番格式高いとされているのはこの井上流が核にあるからに他ありません。

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(09:55)
芸舞妓さんたちがやってきました。
しかし、井上さん宅に取材の申込みに来たとある新聞社がインターホンの前からなかなか動かない。
マチュアカメラマンのおっさんから「どいてくれや」とクレームが出るも、「我々も取材に来てるので・・」とバツが悪そうに返答。
しかし、そもそも芸舞妓さんたちが来るような遅い時間に申し出に来とるから既に宅内ではバタバタされててインターホンの応答もなかなかないわけでして、他のマスコミのようにもっと早めにアポイントメント取らんとあきませんわな。
井上さん宅はもちろんのこと、我々も迷惑ですw

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芸舞妓さんたちが来られ始めたということで、マスコミ陣の宅内に入る許可が出ました。

さて、残念ながら祗園甲部の芸舞妓さんたちのことを全く存じ上げないので、とりあえず黙々と写真だけアップしていきますw

※これまでは私がアップした写真をリンク付して芸舞妓さんのお名前を記してくれていた花街タイムズというサイトがこの数ヶ月更新が途絶えておりまして貴重な情報源を無くすのではないかと危惧しております。このままだと私はますます誰が誰やらサッパリわからんままになりそうです・・

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相変わらず行儀の悪いオッサンたち。道路の真ん中まで出てきとる。
悪いお手本として自戒せねばなりません。

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そして祇園甲部の挨拶回りも終わりになろうとした頃、この方たちが井上さん宅を出てズラリと並びはじめました。

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なんと、我々クソアマチュアカメラマンのためにポージングしてくれはったんですわ!
有難いことです。

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なんという置屋さんから存じ上げませんが、小雨の中、何の得にもならんのにホンマ恐縮です。

※追記:「小田本」という置屋さんであるとコメントをいただきました。
小田本の皆さん、ほんまおおきに。

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井上さん宅を撤退し鴨川の方へ歩くと、どこかの新聞社が早速取材したデータを整理して送信作業をしていました。

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続いて、宮川町の事始めです。