ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

「あまちゃん再放送」・最終回まで完走

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本日を持って「あまちゃん」の再放送も最終回を迎えました。
私が朝の連続テレビ小説を総集編とかではなく、ちゃんと観たのは斉藤由貴の「はね駒」(1986年)以来ですw
あまちゃんに関しては最後までホンマ完璧としかいいようがなく、締めくくり方も何らイチャモンをつけようがありません。

震災の発生により、アキちゃん(能年玲奈)は北三陸に帰ってくるのですが、震災発生時点から最終回までまだ1ヶ月も放送があるんです。
三陸に帰ってきて、「おらたちで北三陸を盛り上げていくぞ~!」だけの展開なら、1ヶ月・・約24回×15分ももちません。
どうやって話を展開させるのか??と興味津々でしたが、冗長的になることもなく、見事それぞれのキャラクターが抱えるモヤモヤを回収していきました。
最終週(第151~156話)にいたっては毎回が最終回のごとく盛りだくさんの内容でボリュームたっぷりでした。

最終回直前の第155話では、アキの母・春子(小泉今日子)や大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)たちの合同結婚披露宴のシーンがあるのですが、宴の最後にアキの祖母・夏ばっぱ(宮本信子)がスピーチを求められます。

長台詞のそのシーンは自分が今年で海女を引退することと、今回の披露宴含めこれまで自分を支えてくれた人々への感謝の意をとつとつと壇上で述べます。
そのスピーチを聞き終えて感動したアキは「夏ばっぱ・・」と離れた宴席でひとりつぶやきます。

ここまではドラマでありがちなシーンで普通ならここでカットが入るはずですが、あまちゃんはこの「夏ばっぱ・・」の後に、「なんだ?!」と夏ばっぱが壇上から返してくるんですわw
「え?!ゴメン、返事するとは思わなかった」とアキちゃんw
何かと感動シーンにはそういう笑いをうまく放り込むんですなぁ。
※同じように笑いを放り込んでことごとく失敗していたのが先週最終回を迎えた「まれ」です

いやぁ~とんでもないドラマでした。
このドラマに関わった全ての人に感謝ですわw
残念ながらあまちゃんは終わりましたが、私のこのブログ上での「あまちゃん検証」はおわりませんw
アマゾンであまちゃんの台本の全巻セットを購入して1話から振り返りますw

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