京都の紅葉2014・今年の色づきは（2）～嵐山・天龍寺

ワタシが毎年、京都の紅葉の色づきを概ね判断する材料として、嵐山を代表する名所・天龍寺の紅葉を参考にしております。

天龍寺には有料の立派な庭園がありますが、そこの紅葉ではありません。無料で誰でも入れるエリアにある紅葉の木です。

上の写真の木なんですが、ワタシが初めて紅葉を撮り始めたその年、この木を観て度肝を抜かれたんですわ。地面を這うようにして伸びる紅葉がとてつもない鮮やかな色を放ってたんですなぁ。

さて、それ以来毎年この木を見てるんですが、今年は上の写真のとおり、「フツー」って感じですな。

かすれた色でくすんでるってこともなく、かといって艶やかな色とも言いがたい。

周辺の木も陽が差してる逆光の状態やとまぁまぁいい感じですが・・・

順光だと、う～～～ん・・ってレベルで、「すげー！」と感心するレベルには程遠い。

まぁ今年京都に紅葉の観光に来られた方は「失敗」ってことはありませんが、「さすが京都の紅葉は色づきが良かったねぇ」ってな感想を持たれたとしたら、それはちょっと違うかと。（もちろん、場所によって異なりますがあくまで京都市内総じての話）

今年は嵐山の常寂光寺の境内には入ってないんですが、今日、入り口まで行ってみたところ、去年は「今年は色づきがいい」ってなこと書いた紙が掲げられてましたが、今年はありませんでした。

まぁそういうレベルだということでしょう。

ということで、今年は恒例のライトアップの撮影とかもすることなく、今日も早々に京都を退散してこの記事を書いてる次第です。