京都・東山花灯路2013：狐の嫁入り

高台寺の前あたりでやたら人が集まっていて、その人だかりは何かを待ってるようでした。

係の人らしき者は「間もなく演技のいいものが観られる。皆さんは運がいい！」とお茶目に期待感を煽る。

程なくして、行列がこちらにやってきました。

提灯に「狐の嫁入り」とある。なんじゃこりゃ？？

あら・・行列の中に「狐のお嫁さん」がｗｗ

狐の嫁入りの行列は高台寺と圓徳院の間の道路で暫く停止。

写真撮影タイムだろうか？？

提灯に「高台寺・圓徳院」とあるんで、高台寺がこのイベントを実施しているということなんでしょう。

※ちなみに高台寺は北政所ねねが秀吉亡き後の1606年に建立し、その余生を過ごした寺。

　圓徳院は高台寺の塔頭。

高台寺ってのはここ最近、紅葉だ桜だとそのイベント毎にド派手なライトアップをやっております。

それによってとんでもない数の参拝者を引きずり込んで荒稼ぎ（？）をしていて、「宗教に携わる身としてそれってどうなの？？」と個人的に懐疑的やったんですが、まぁこういうイベントなんかを率先してやってるとこを見ると、「観光地」として盛り上げようとする気概がハンパじゃないとつくづく感心させられますわ。

このあとしばらくして、狐のお嫁さんは高台寺の方へ消えて行きました。