大台ケ原の紅葉(2):標高1695m日出ヶ岳の眺望
大台ケ原は大きく「西大台」と「東大台」という地区に分かれております。
西大台ってのは厳重に管理されておりまして、入山するには事前に立入認定手続きが必要です。つまり、いきなり大台ケ原に来ても入ることは不可能で、まず何週間も前に申請が必要です。
私が今回行った東大台地区にはそのような手続きはいりません。シロウトの観光にはこちらのほうが見所も多いかと思います。まぁでも一度は西大台の原生林も見てみたい気はしますね。
今回私が行こうとしていたコースは「東大台ケ原完全クリアコース」というもの。8.4kmで所要時間は3時間半~4時間とパンフレットで書かれております。
駅から大台ケ原までバスで来たので帰りも当然バスなわけですが、便は大台ケ原を14:30発と15:30発のものがあります。奈良交通は事前にバスを用意するため、どちらのバスを利用するか、行きのバスを降りた時に確認をとってきました。
大台ケ原に到着したのが既に11時を過ぎてたので、本当は15:30発のバスに乗りたいところですが、ここで私は14:30発を選択。敢えてこちらを選択した理由は後ほどw
お手洗いに行くなどした後に登山口に入ったのが11時20分。バス出発まで3時間10分しかなく、私の行動パターンでは毎度の「休憩ゼロ」の過酷なレジャーのスタートです。
ただ、なんせ行楽客が多くて、自分のペースでドンドン歩けないのが非常に厳しかったのですが、皆さんに道を譲ってもらうなどご迷惑をおかけしながら、撮影時以外はノンストップでドンドン山道を進んでいきました。
前置きが長くなりましたが。今回のコースのポイントを主に3箇所を中心に紹介します。
(11:48)
まずは登山口から1.9km地点の日出ヶ岳の展望台です。
標高1,695mはこの一帯で一番高いところになります。
登山口で既に1,572mほどあるので、さして大変な登山道でもありません。
天気は曇りがち。ただ、雨の心配はありませんでした。
天気のよい早朝はここから富士山も見えるといいます。