ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

福知山線廃線跡の紅葉(1)

前回、長々とウチの近所の福知山線廃線跡(生瀬~武田尾)を紹介したのは、約5年前。
今年のサクラの季節、武田尾近辺の廃線跡は久々に紹介しましたが、生瀬~武田尾間を歩くのはホンマ久しぶりです。
 
廃線跡の歴史などの詳細については上の記事を参考にしてもらうとして、一眼レフを持ってから初めて歩くのでその廃線跡の写真のみとりあえずアップさせていただきます。
 
本日の早朝8時前に現地に向かいました。(といってもホンマ近所なんですけどw)
 
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JR生瀬駅方面から廃線跡に入ると上のようにJR西日本が立てた警告の看板があります。
 
改めて断っておきますが、武田尾駅周辺の廃線跡は公園として整備されておりますが、生瀬駅から武田尾駅に向かってのハイキングコースの殆どは四半世紀前に廃線となってから殆ど整備されておらず、橋やトンネル、擁壁などの構造物に危険性があります
事故などが起こってもJR西や自治体などは全く責任がなく(土地はJR西日本の所有)、こちらにお越しの際はあくまで自己責任でハイキングをお楽しみください。
 
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この武庫川渓谷にはダムの計画があったのですが、現在は一応見送り状態になっております。 
 
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早朝なんで人気もなく、やはり真っ暗なトンネルに入るのはちょっと躊躇う。
この一発目のトンネルは、5年前に来た時はトンネル脇に小路があって、そこを通ることができたんですけど、今は柵で行けなくなってました。擁壁などの斜面の崩壊が進んでいるのか?
とりあえず、危険性を取り除く策はとってくれておられるようです。JR西日本が無償でやってくれてるんでしょか??
 
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一応、この廃線跡は紅葉のスポットになってるんですが、武田尾駅周辺はともかく、他は特に紅葉の景色がどうのこうのってのはありませんのであしからず。
 
イメージ 7
別に画像がちっこいワケではありません。
漆黒のトンネルの先に見えるトラス橋です。
 
 
 
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100年近く前に作られたトンネル。
今日はNHKで「坂の上の雲」をやってましたが、当時の我々の先輩が血のにじむような努力と労力を費やしたことにはホント頭が下がります。
また、日本人のみならず、多くの朝鮮半島の方々がこれら構造物を作る際に犠牲になったことも忘れてはなりません。
(当時の技術ではこれらトンネルを作る際は発破作業は避けられず、この渓谷沿いの路線工事においてダイナマイトの暴発などで朝鮮人の方が数名亡くなっていることが記録に残っています) 
 
つづく