ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

フォーサーズの行方(1)~5D MarkⅡの写真をみた衝撃

なんでフォーサーズの話でキヤノンの5D MarkⅡやねん!!とお思いかもしれませんが、ちょっとお待ちください。
ワタクシが「フォーサーズ」について考えるきっかけになったのがこのキヤノンの機種やったんですわ。
 
ワタクシが一眼レフを買ったのが約2年前、写真撮るのがおもろなってきたのがここ一年半くらいでしょうか。
まぁ写真撮りにいく機会は多いものの、撮影方法の勉強とかは全く皆無なんで未だにやり方もも用語もサッパリ知らんまま今日に至っておりますw
完全な我流ですわ!
 
思いつきで急に一眼レフが欲しくなったある日、ワタシが買う際に最後まで迷ってたのは安物の2機、オリンパスE-520ってのとキヤノンのkissなんとかってやったんですな。
当時はあんまライブビューの機能がある機種が少なかったんですけど、初心者のワタシはこの機能が必須条件でして、安モンランクでいうとこの2つの機種に限られていたわけです。
 
最終的に決め手となったのは軽く携帯性に優れて持ちやすいボディだったオリンパスE-520でした。
店員もこれを薦めてました。まぁキヤノンのやつはほっといても売れるからかもしれませんがw
そもそもワタクシはキヤノンという企業の風土が嫌いなんでそれも大きい要因です。
※これについては説明すると長くなるので割愛
 
 
安モンでもホンマ、青い空の下で撮るその風景は大変満足のいくもんです。
そりゃいくら安モンの一眼レフとはいえ、当時ワタシが使ってた携帯やコンデジとは全然違いますわ。
んでそれはまぁヘタクソのワタシには十分すぎる機能と思われ、高いカメラなんかには全く興味もありませんでした。ついこの前までは。
 
 
明るい昼間の写真は全く問題なく不満もないんです。
しかし、これが暗い画像・・・特に夜景や室内での撮影となるとめちゃくちゃカメラによって差が出てくることをだんだん思い知らされていきます。それはいくら高性能のカメラ付き携帯で撮影しても夜景については全く話にならんってのが顕著ですわなぁ。
 
夜景もあちこち撮影しましたが、まぁ満足のいくものが殆どない。安モンゆえにISOを上げるとすぐにノイズが入ります。ISO400の撮影なんて有り得ませんわ!
んなもんで当然常にISO100で撮影してるんですけど、そこまで感度下げとんのにこれがパソコン上で見るとホンマもっさりしとるんですなぁ。なんかどよ~~んとしとるんです。
※クソドシロウトゆえに専門用語がわからず感覚的な表現ばかりですがご容赦くださいw
 
まぁそれでも騙し騙し撮影にいってたんですが、ある日たまたまネットで見た写真を観てビックリした。
基本的に我流を通してるワシは他人の写真もあんま観ることもないんだが、その写真にはホンマ衝撃を受けた。
横浜のみなとみらい周辺で撮影した夜景の写真ですわ。
 
・・・別に構図がどうとかその撮影したヤツの腕にビックリしたわけではありまへん。
なんでもないクソ構図の写真にも関わらず、その画像の透明感がE-520とは比べ物にならん桁違いで、そのクソ構図の写真でも一流芸術品にさえ見えてしまいそうなんですわ!
それはCanon EOS 5D MarkⅡというので撮影しているとのこと!! 
 
しょーもない路地裏の壁の落書きとかを撮影しているだけの写真でも何かめちゃすごい写真に見えてしまう・・っていうか、ワシは見えてしまったんです!!
これは絶対E-520で撮影したら同じ構図でも単なるクソスナップ写真以上なにものでもないはず!!
 
「画像のクリア度なんて二の次、腕のあるやつはコンデジでも上手く撮れる」
と言う方もおるかもしれませんが、これは明るいお天道様の下での撮影に限られるのではないでしょうか?
ノイズ入りまくりだったり、どよ~~んとしたもっさりした画像では構図もピントもバッチシでも「もひとつ」感が漂うと思うのですが。いや、ワシは絶対そう思う。ノイズなんてないに超したことはない。
 
上位機種と安モンとの間にある歴然とした壁を初めて思い知らされたわけですが、ではオリンパスの上位機種はどうなのか??ってことになりますわな?
んで、初めて調べはじめたわけですが、ここでもまた衝撃を受けたわけです。
 
オリンパスの一眼レフ、例えばE-520のボディは475gしかありませんが、その多大なメリットとその逆のデメリットを購入後1年以上経ってから知ることになります。
 
デメリット・・つまり、オリンパスフォーサーズシステムの限界についてです。
 
つづく